「鳥の詩」作戦成功
2002年04月08日(月)


 研修所にて、私はついに作戦を決行した。
 それは、私の携帯電話の着メロ「鳥の詩」を何気なく流すというもの。別に一般人相手に間違ってやったところで、問題はない。だが、この曲、一般人ではない人間にとっては特殊な意味を持つ。この曲を目の前にして、何も言わずに居られるか・・・?
 だいたいの目星をつけてこの作戦を決行したところ、掛かりましたよ。「え、それ『鳥の詩』?」と。その場でお互いの着メロを披露しあい、私が「雫」「痕」「東鳩」「Kanon」「Air」のBGMをことごとく当てたら、相手は大層驚いておった。私はゲームを手に入れてもほとんどやらないし、すぐに飽きてしまう人間(「Air」だけは、ほぼコンプリートしたが)。知っている着メロだけ指摘したにすぎぬのだが。さらに、夏や冬に有明に行くことなども話した。さらに尊敬を集めてしまった。


 以来、私は彼の部屋に溜まるようになったのだが、その部屋の相方もまた、その方向への造詣がある方であった。「結局、『SNOW』って出たの?」などという質問がいきなり飛んでくるとは。私はLEAFとKEYは押さえているが、別にエロゲー・ギャルゲーはほとんどやらない人ですよ。大学の後輩がそういうばかりだったので、見聞きはしているが・・・。
 この部屋は二人部屋なのだが、ここには様々な人が出入りして溜まるようになってきた。私もその一人。その中には、「高専に行っていたので、同期がそんなのばっかりだった」「理系大学に行くと必然的に・・・」という人もちらほら。「シスタープリンセス」という不穏当な単語や、「にゅ」「にょ」という怪音声にも反応を示すという・・・これが時代か・・・。  


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