Я не умею говорить по-русски.
2002年05月20日(月)
今日、何故か職場にロシア人の一団がやって来た。何をしに来たのかは、よくわからない。
なんというか、まったく言葉が通じなかった。大学で5年間触れてきたロシア語なのだが・・・聞き取りがまったく出来ない。まあ、会話の訓練なんてやったことないから当然なのだが。もっとも、「5年間触れてきた」というのは、第2外国語の単位を長い年月かけてやっと取った、という程度のことである。
ちなみに、英語ならばまだ話せなくもないのだが、彼らは簡単な英単語さえも知らぬようであった。冷戦期のソ連では、英文字がプリントされたシャツを着ることでさえも、背徳的な気がして憚られたという。一部のエリートや軍人は別だろうけど、ロシアの人々が英語とは縁遠い生活を送ってきたということが窺い知れる。
ちなみにこのとき、フーリガン対策として会社周りの物品を片づけている最中だったのだが、いきなり現れた外国人の集団に、同僚は「すわ襲撃か!」と、かなり怯えていたものであった。外国人を見たら即、暴徒予備軍として捉えるのはいかがなものかと思うが・・・。いやはや。