短い上京に於いて
2002年11月15日(金)
所用で、2泊だけ東京に滞在することとなった。ごく短い上京だが、出掛けに携帯のメールにて「東京に行く」と大学時代の後輩に送ったところ、またしてもわざわざ出迎えてくれるとの返事が。まあ、時間は若干ある。ちょっとどこかをほっつき歩くことぐらいは出来るだろう。
JASで羽田まで飛び、タラップを降りてから携帯の電源を入れて「到着した」とCメールを打つ。バスで到着ロビーに向かい、預けていた荷物を受け取る。そして胸ポケットに手を入れると・・・携帯がない。すべてのポケット、カバンの中まで調べたが、やはりない。落としたか。おそらくは、コートのポケットに入れたつもりで、裏地の隙間に携帯を入れてしまったのだろう。季節兼用のコート、裏地はボタンだけで留まっているのでしばしばポケットと間違う。多分、飛行機からのバスの中でそれをやってしまった。カウンターに問い合わせるが、今すぐにどうなるわけでもない。
さて、どうしたものか。大学時代の後輩、П氏(仮名)がわざわざ羽田に向かっている。お互い携帯があるので、待ち合わせ場所を決めてはいない。有明で携帯電話が使えず、待ち合わせに苦労したことを思い出す。とりあえず、公衆電話からauに電話を入れて、回線を止める。それから、同じく大学の後輩・美津濃氏(仮名)の自宅に電話を。私がかろうじて覚えているのが、この番号。携帯を失い、手帳も持ってきていない現状に於いては、これしか方法はない。П氏と一緒にこちらに向かっているのでは、とも思った。だが、美津濃氏は家にいた。П氏の携帯電話の番号と、美津濃氏の電話番号を聞きだして書きとめる。これでなんとかなりそうだ。
П氏に公衆電話から連絡をつけて、なんとか合流。わざわざ来てくれたのに、手間をとらせて申し訳ない。そして新宿まで行って、後からやってくる美津濃氏とも合流。早速、美津濃氏が「虱横丁」と呼ぶ場末の飲食店街で昼食を。この近くにある某メーカーの社員は、ここを「虱横丁」と呼ぶのだとか。あえてここで食う。癌の原因になるのでは、と思えるような焼き魚定食を食ったが、まあ食えた。
今回は短い時間を使って、池袋へ。 |
電車のつり広告で見た、サクラ大戦の絵画展に。サンシャイン60の奥で行われているとのこと。都合の良い場所だ。 |
撮影が出来るのはここまで。「1」のキャラクター、特にさくらが中心的であり、コクリコはほとんどなかった、ほとんどなかった。残念。 |
あとは、池袋の然るべき店をハシゴ。カネはほとんどつかわなかったが。 |
午後に羽田について、夕方にはもう私は後輩連中と別れた。予定が詰まっているのだ。もう少し時間があれば、夕食ぐらいは一緒にとってもよかったのだが。まあ、これだけほっつき歩く時間があっただけでもよしとしよう。