RDC-i500修理発送
2003年06月06日(金)


 去年の夏購入したデジカメ、リコーRDC-i500の液晶に問題が発生した。液晶に強力なノイズが発生し、表示される色は紫一色に染まり、形状は歪みに歪む。何事やら。まだ保証期間内なのでリコーに電話をして梱包材を送ってもらい、修理センターに送りつけることにした。
 携帯性とバッテリーの保ち、単三電池を使う手軽さから富士写真フィルムA303ばかり使うようになってはいるが、同じ300万画素クラスでもRDC-i500の方が色ノリ、AFなどに優れる。その上強烈なマクロを持つ。A303は動画に音声がつかないこともあるし、まだまだRDC-i500には働いてもらう。無料で修理が出来るうちに送りつけねば。


 余談だが、デジカメを2台持っているだけで、周囲の人間には「2台も持ってどうする」「新しいの買ったのなら、誰々に格安で譲ってやったらどうだ」などと言われるが、カメラというのは用途によって使い分けるものだ。私の場合、RDC-i500はマクロに特化、A303は持ち歩きに特化したものという役割づけがされている。そのうち、望遠に特化したカメラ、画質に特化したカメラ、電池の汎用性を捨ててコンパクトに特化したカメラなど、もっとカメラは増やしたいとも思っている。それについて人にとやかく言われたくはない。アホだ浪費家だと思うのは人の勝手だし、理解も共感もされなくてもよい。だが、「カメラを2台以上持つ」という発想がこの世に存在することさえ考えられない、自分が1台しか持たないから他人も1台しか持たないはずだ、という知的貧困を押し売りするような態度は気に障りますよ。
 カメラ以外でも、金持ちでも何でもなくても、スポーツカーや希少車を何台も持っている人は珍しくはない。運転するのは自分と奥さんの2人ぐらいで、自分の通勤や奥さんの買い物にはコンパクトカーや軽自動車を使って、その他に趣味の車を持つ、という人は意外にいるものだ。そういう人に対しても「車屋でもはじめるのか」「乗る奴いないのならば、誰それに譲ってやったらどうだ」などという声は絶えないそうな。


 カメラでも車でも、必要最小限以上の数の物品を持つと異常者呼ばわりされ、人に与えるよう勧告されるのは、個人の私有財産権という発想が地位を得られない前近代社会ならではのことだろうか。幼稚園や兄弟の共用玩具を1人で独占したガキを「わがまま」と怒るのと、なんら変わらない発想がなされているような気がするが。つまり、「希少資源」を使いもしないのにたくさん保持し、他の人間に余剰分を与えないのは「自分勝手な不正蓄財」だ、という原始共同体的な発想が見え隠れしているような。所詮、民法意識が浸透せず、個人ではなく世帯、世帯ではなく共同体という大きな単位でしか財産権を考えることができず、一個人や一世帯が他よりも多くのモノや財産を持っていることを「理不尽だ」という感情が跋扈する日本では、趣味が発達し市民権を得ることなどできぬのかもね。
 あるいは、今まさに使っていない物品がある、必要数以上の数が保持されているのはムダ、もったいない、という貧乏根性の発露だろうか。戦時下や災害時ならばまだしも、平時に於いて個人が趣味で、自分の金銭によって物資・物品をどれだけ買おうと、そんなことは個人の勝手というものでしょう。いやはや。




 さて、RDC-i500の状態だが、このように液晶がまともに写らない。
 撮影はできるし、撮影したデータをパソコンで再生すれば、ちゃんと写ってはいる。
 それほど深刻な故障ではないだろう。けれども、液晶がまともに見えないとマクロ撮影のピント合わせに困る。




 届いた梱包材。ビニールの緩衝袋にデジカメを入れる。




 ストローで息を吹き込んでふくらませる。
 最初のうちはよいが、あとになってくると面倒になってきた。
 ビーチボールふくらませるのと違って、相当な圧力になるまで吹き込まなければならない。




 まだ完全ではないが、徐々にふくらんでくる。
 これからさらに数分吹き込み続けた。
 それから同封されてきた折り畳んだ段ボールを組み立ててその中に緩衝袋ごとカメラを入れ、保証書も入れて封をする。あとは宅急便屋を呼んで、リコーから送られてきた着払い伝票を貼り付けて、引き取って貰うだけである。


 さて、どれぐらいの時間がかかるのやら。
 そしてちゃんと直って戻ってくるのだろうか。
 さてはて。
 今まで保証書使ったことなんかなかったから、興味は尽きない。 


後日記

 発送してから8日目の6月14日、RDC-i500が戻ってきた。一応液晶はキレイに映っている。修理伝票を見たら、ネジを交換したというようなことが書かれている。それがどんな意味を持つのか、故障原因が何だったのかはまったくわからない。まあ、直ったのならばこれでよし。しかし故障状況を的確に把握できずに、「それらしき部品を取り替えてみる」だけでお茶を濁している場合もある。しばらく使ってみて、大丈夫なようならば旅行などの重要任務でも使うこととしよう。


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