立体造形物
2003年06月22日(日)


 多摩を引き払って1年3ヶ月。川崎に住むようになって4ヶ月。それでも私はたまに昔住んでいた多摩方面に買い出しに出掛ける。
 もちろん政令市川崎では日常的な消耗雑貨や食料の調達に困ることなどない。だが、自動車で郊外型大型店に乗り付ける田舎と違って、関東の都市部の方が思いがけなく買い物が面倒な面がある。ちゃぶ台やカラーボックスのような安物の家具、住宅補修工具、ござ・・・こういうものはなかなかない。北海道ならば「ホーマック」のようなホームセンターで全部揃うが、関東のホームセンターは工具・薬剤・庭道具ばかりで、どうでもいい雑貨は少ない。さらに、衣装ケースや食器なんかはどこにでもあるが、こういう品は1つ買ったら追加には同じ種類のものを買いたくなる。
 こういった買い物があるとき、一軒一軒近場で探すのはなかなか大変である。しかも目当てのものは容易に見つからない。だから私は、多少電車賃と時間をかけても、どこに何があるのかだいたい把握している多摩に行くのだ。今日も些細だが見つからないことには具合の悪い品を買いに出掛けていた。


 そしてふと思い立って、かい出した店の近くに住む大学時代の後輩・美津濃氏(仮名)宅に立ち寄った。別に何をするわけでもなくなかったのだが。少しばかりビデオを鑑賞し、いかれたゲームをやって終電で帰った。
 だけれども、これは何なんでしょうか。
 「月姫」なるゲームはやったこともなく、このキャラクターがいかような人物なのかも私にはわからぬが・・・。
 美津濃氏宅には次々と、こうしたふしぎな立体造形物が増えていくのである。


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