帰路
2003年11月09日(日)夜




 緑の窓口で時刻表を調べたが、特急を待つよりも、すぐに出る普通列車に乗った方が早く着くとわかった。






 あとは帰るだけである。美津濃氏は新宿までの切符を購入。
 私はもちろんSuicaで。




 あとはこの列車でしばらく過ごすだけだ。
 やっぱり少々疲れたわい。




 電車の中で、アニメイトの冊子を読みふける美津濃氏。
 他の乗客が興味深げに彼の方をのぞき見ていた。




 そしてようやく東京は上野に。




 広告はなんと「G.T.A.III」。
 都心部でしか実行不可能な広告であろう。




 そして我が町秋葉原。ここで新宿行き総武線に乗り換えたのだが、土浦からの常磐線を日暮里で降りて、山手線で新宿に出た方が早かったらしい。まあよい。ゆっくりいこうぜ。
 それにしても、東京は列車の本数が多い。待つ必要もなければ、時刻表を見る必要もない。ただ、それだけ人が多いというのは辟易するが。そして人が多いということは神経を遣って疲れるばかりか、突然のトラブルも多いと言うことだ。新宿駅でも、歩いていた若い男がいきなりホームレスらしきジジイに掴みかかられていた。いきなり何の寸劇がはじまったのかと目の前の出来事を理解できなかったが、どうやらトラブルらしい。ただジジイが若人にからんだのか、それともその前に何かあったのかはわからない。ただ、こういうことなんぞは珍しくもないということだ。札幌時代のドン百姓は、東京で会社の人間がぶん殴られたことに対して、「札幌で肩が当たったぐらいで殴られるなんて考えられない」などと抜かし、釧路の旧友は「粗暴犯罪の増加」をあたかもアフガニスタンや南アフリカ、ヘタすると映画やドラマの出来事であるかのように捉えていた。彼らはこういう光景を見たらどう思うんだろうか。
 まあ何はともあれ、我々は無事に美津濃氏宅までたどり着いた。 

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