早く届かねえかな
2004年01月26日(月)



 平凡社の「ロシアを知る事典」の新版が出たんで、即刻注文した。1冊8000円もする本を買うなんていうのは、いつ以来だろうか。研究社「露和辞典」と研究社「リーダーズ英和辞典」、岩波「広辞苑」以来か。
 さすがにこのロシア事典は、語学辞典以上に見付かりにくく、持って帰るにもかさばるため、Amazonで注文。高額商品なので当然送料は無料になる。それに便乗して、マンガも2冊同時に注文し、「一括配送」にしたが・・・。服飾漫画「王様の仕立て屋」もさることながら、今すぐにでも発禁になりかねない某ダメ漫画と事典を一緒に買うなんて私ぐらいなものか。Amazonの「この本を買った人は、このような商品も購入しています」に妙なものが載ったら私のせいに間違いなかろう。


後日記

 28日、帰宅すると宅配便の不在通知が。
 宅配便会社に電話して、その日のうちに再配達を。
 それにしても、思ったよりは早く届きましたわい。

 さて、手元に届いた「ロシアを知る事典」。これは他のことに費やしている時間を削って、事典の精読にその時間・労力を投入してもいいぐらいの代物。アルファベットがキリル表記ではないことが今のところ目に付いた唯一の不満点だが、こうした大地域を扱った事典は何かと役に立つことであろう。
 服飾漫画「王様の仕立て屋」は、どこの本屋でもさして入荷していなかったのか一冊も現物を見なかった。これ、背広の仕立て屋が主人公の服の仕立てを通して人間模様を描く原則1話完結のドラマ。地味なさして売れない漫画と思われて、本屋が仕入れを渋ったのかもしれん。しかし、話の構成や服飾品を使った演出は、物語の作りとして正統な手順を踏んだ秀作である。確かに斬った撃った、殺した萌えたといった漫画に比べると地味でスケールが小さいのは否めないが、今私が「スーパージャンプ」で最も楽しみにしている漫画となっている。
 もう一冊の特殊漫画については・・・よくこんなものが日本で出版できましたな・・・。だからこそ購入したのだが(発禁になりそうなものは買いたくなる)、絵は凡庸で特別な感慨は抱かない。こういう代物に話などあってないようなものだが、だからこそ突飛でいかれた話が期待できる。まあ話に関しては・・・そこそこ、かな。お父さんを独占するために娘が母親をぶっ殺したりとかは私好みの邪悪さだが・・・。


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