Подароки из Москвы
2004年10月31日(日)
今日は集団指導体制をとる「洞窟修道院」共同管理人の1人にして、私の語学の先輩のオクノフ氏の一時帰国を歓迎するオフ会であった。集まった方々は歴史・地理からSFに至るまで造詣が深く、なかなか興味深いお話を聞かせて頂いた。私はあまりにも無知蒙昧すぎて、この中ではなかなか発話できなかった。やはり知恵のある人々と普段接していないと、低いレベルに安住してしまう。趣味の勉強にせよ一般教養にせよ、もっと学ばなければならないとの思いを新たにした。
さて、オクノフ閣下からはメールにて事前にどのような土産が欲しいかと聞かれていたので、「軍事、銃器、あるいはアニメ関係のものを頂けたら幸いです」と返していた。そして頂いたのはこれらの物品である。
ロシアには存在していないと思っていたのだが、まさか日本アニメ専門誌が存在していたとは!
オクノフ氏はこれを探してモスクワのあちことを出歩いたという。ありがたき幸せ!
これは今後、少しずつ翻訳し、サイトにもピックアップして内容を紹介していきたい。
そして小火器事典。ロシア製のものだけでなく、世界中の銃器を広く取り扱っている。情報量としては銃器研究者の床井雅美氏が徳間書店で出しているカタログシリーズ程度だが、ロシア語の基本的な用語や表現に触れられるのは嬉しい限りだ。これも少しずつ読んでいきたい。
これは自家製クワスの素。クワス(квас)とはロシアで一般的な飲み物で、黒パンを濾してイースト菌を加えて醗酵させたものらしい。ロシア語をやっていればよく耳にする代物だが、実際に作ったことはもちろん、飲んだこともない。早速作るとしよう。
そして1920-50年代をモチーフにして絵はがき。スターリン礼賛はもちろんのこと、明るい農村生活や健全なスポーツ精神といったものもまた、当時盛んに叫ばれていたことらしい。まあ実際問題として、スポーツや娯楽が発達していたからこそ、恐怖のスターリン時代にも人々はそれなりに生活していられたとも言える。
余談だが、ソ連の文化というと高尚な文学やバレエ、あるいはプロパガンダばかりだと思われがちだが、「8時だよ!全員集合」のごとき「妖婆 死棺の呪い」(露題:Вий)のようなアホらしい映画もまた盛んであった。
オクノフ氏にはこのような数多くの貴重な物品を頂いた。
これらはこれからじっくりと活用していきたい。
差し当たっては自家製クワスを作ることからはじめたい。