HD内蔵DVDビデオ購入
2004年12月21日(火)
今月半ば、空からカネが降ってきた。
突如として思いがけず5万円手に入ったわけだが、最初は貯金しようと考えていた。
だけれども、ちょうど49800円でHD付きDVDビデオプレーヤーを購入。
DVD-RAMビデオレコーダーもMTV1000もあるが、ついつい。
今使っている松下のDIGA DMR-E50-Sは、HDなしのDVD-RAMビデオ。9万円ぐらいしたような気がする。だけれども、片面4.7GBのDVD-RAMでは、最低画質で撮ってもVHSの3倍と同じ6時間しか撮れない。両面DVD-RAMメディアを使っても裏返さないと記録・再生出来ないので、長期間録画を貯める分には、VHSと利便性は変わらない。さらに言えば、PCでDivXにエンコードして保存するためにはもっといい画質で撮りたいが、最高画質だと1時間しか撮れない。これが大きな不満であった。
もっとも、消去や編集が容易でPCへの移動も楽だ。PCのオーサリングソフトを使うと大幅に画像と音声がズレてしまうような汚い映像も、家電のDVDレコーダーならば、問題なくDVD-Video化出来る。そういう意味では、このDIGAは非常に役に立った。
だが、やはりいい画質で長期間録画することを考えると、160GBのHD付きで5万円は魅力的だ。もちろん200GBのを備えたMTV1000マシン「Каеде-бис」も常時稼働しているが、アニメの録画はしばしば同じ時間で放送される。永久保存したくなるいい特集番組が、NHKあたりから放送されることもある。保存という観点では、高画質では1〜2時間程度しか録画できないDIGAは不利だ。さらに言えば、DIGAのファイルをPCに送ってエンコードすると、しばしばエラーが発生する。新しくキャプチャーPCを組もうかとも思っていたが、同じ5万で新PCを組むと160GBは無理だ。それに安定した家電の方がいい。それともう一つ思惑があった。
新プレーヤーは東芝のRD-XS34。160GBで5万円は秋葉原の電機屋を見て回っても安い部類だ。評判がどんなものかはわからないが、HDがある分何かと便利だろう。なにはともあれ、それが今日届いた。設置する前に、TV回りを掃除する。
布団の上げ下げをしている部屋で常時稼働している「Каеде-бис」は、埃の多さに於いて過酷な環境にある。このPCのパーツの寿命は短い。それがわかっているからこまめに掃除しているのだが・・・少し時間をおくとすぐに埃が溜まる。これは念入りに掃除した。
ついでに中の埃も払っておく。
一通り配線を外して各機器を別の場所にどかし、掃除機をかけて、それから配置し直した。DIGAがあった場所にはもちろんRD-XS34を設置。そして録画予約をすべてセットした。これからの活躍が期待される。
そして、DIGAは梱包して実家へと発送した。両親は割と映画好きだが、うちにはDVDプレーヤーの1台もない。最初は新品のプレーヤーを買って送ろうとも思ったが、収入がアレな私が新品をプレゼントしても両親は素直には喜べまい。だから、私用に新品を購入して、今まで使っていたDIGAを贈ることとした。実のところ、HD付きDVDビデオは「あれば便利だ」とは思っていたが、そんなに切望していたわけではない。
もっともVHSの予約録画にさえ苦労をする両親が、DVD-RAMに録画したり、ましてDVD-Rをファイナライズするようなことは考えられない。だけれども、DVDビデオレコーダーがあればリビングのハクになるし、好きな映画を観るのにも役立つことであろう。