4.アベノ橋
2005年03月06日(日)
日本橋を一回りしたので、次はどこへ行ったものか。私は観光案内も持っていなければ、当たり前の観光地にもあまり興味がない。そもそも帰りの飛行機まで時間があまりないので、行ける範囲は限られている。ちょっと思い立って、携帯電話の乗り換え検索で「あべの橋」を入力したら、案外近いことが判明。大した目的もなく行ってみることに。
駅にはここそこにこんなプレートが。もちろんプレートが多いという理由で、東京よりも大阪のスリが多いと決めつけることはできない。だが、東京ではこんなに直接的な警句はあっただろうか。
とりあえずあべの橋到着。
「アベノ橋☆魔法商店街」の舞台となったのはどのへんだろうか。
ちょっと街をぶらついただけだが、路面電車は走り古い商店街はあり、確かに趣深い場所ではあった。だが、劇中に出てきた場所にでも行って写真を撮るぐらいはしたいところ。だが事前準備は何もない。劇中の景色をキャプチャーして似たような場所を探すとか、先達のサイトを参考にするなどしなければ、予備知識なしでほっつき歩いてもどうにもならない。Amazonで予約している「聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり」がもう少し早く発売していれば話は違ったかもしれないが、そんなことを言ってもどうにもならん。
せめて、安倍清明ゆかりの神社でも思ったが、場所がわからない。電話ボックスで電話帳をめくりながら、確か王子神社のことであろうと思い出したが、住所だけではどう行っていいかわからない。結局、そろそろ伊丹空港へ戻らなければならない時間が近づいていた為、引き返すことに。
帰りは地下鉄に乗った。
時間帯のせいか、人がまったくいなかった。
電車の中にさえ人がいない。
だから、今回の旅行では自分自身を1枚も移していないことに気づいて、反対側の窓枠にデジカメを置いて写してみた。こうして写真を見ると、老けたなぁという気がしてならぬ。まあ30に近づいてきたのだから当然のことだが。いやはや。