秋葉で4人で
2005年08月18日(木)


 大学時代の後輩PGO氏(仮名)が帰省して関東へ戻ってきているので、久々に美津濃氏、П氏(仮名)らと4人で集まることとした。ちなみにPGO氏とП氏とは昨夜、2人でPGO氏が乗って帰ってきた2シーター・オープンで銀座をアニソン掻き鳴らしながら走っていたという。やることが相変わらず尖鋭的だ。




 待ち合わせは言うまでもなく秋葉原駅。
 これ以外のどこに集まろうか。




 床広告が足で踏まれる。
 昔の東鳩の「踏みマルチ」を思い出す。
 ちなみに美津濃氏は大学院の都合で大分拘束を解かれるのが遅くなるという。
 その為3人で先に秋葉原を徘徊し、しかる後に合流することに。




 まず訪れた場所はメイリッシュ。
 ここに来るのは久々かも。
 たまに誰かと秋葉原に来ても、長蛇の列で断念していたものであったが、今回は平日である。
 そのためまったく待たずに済んだ。
 そして茶など啜りつつ、近況報告や昨今の二次元事情について話などを。




 それにしても秋葉原には人が少ない。
 まだ午前中だからだろうか。




 ゲーセンでゲームを。
 久々にカーレースの対戦などをする。
 もちろん私が飲んだのはドクターペッパーだ。




 ガナーになって敵機を撃つゲーム。
 最初調子が悪くて店員が筐体を開けて再起動などしていたが、筐体の中にはキーボードがあった。そして再起動画面には「ASUS」「Celeron 1GHz」「256MB」の文字と共にBIOS起動画面が。中身はパソコンなのか。パソコンと言ったら語弊があるかも知れないが、随分とPC用パーツを使用しているようで。まあそれがコストダウンには最適であろう。
 さらには警察官になって悪党を問答無用で射殺するゲームをPGO氏とП氏がプレイしたが、PGO氏は女子大生をП氏は鉄道員を同時に誤射し、そしてその直後、同時に殉職した。なかなか息が合っているようで。


 それからも本屋、同人屋などをひたすら徘徊。PGO氏は大学時代、あまり秋葉原を徘徊する人間ではなかった。コミケに参加する人間ではあったが、同人誌を買うこともほとんどなかったように思える。しかし今回は、同人グッツに強く関心を引かれたようで、同人CDなどを複数購入していた。一方、奨学金で同人誌を山のように買っていたП氏は、あまり散財しなくなったような思える。もちろん人間はそんなには変わらないが、目の見える習慣には変化があるのかも。私はどう見えたことやら。まあ変わらないか。


 そしてミスタードーナッツにて一休みして、美津濃氏からの連絡を待つことに。戦利品の「同人用語辞典」をPGO氏がいたく気に入っていたことを記憶している。ちなみに美津濃氏がやってくる時間と、П氏が用があって分かれなければならない時間はほぼ同時であった。そのため、ミスタードーナッツの前で4人合流し、神保町まで4人で歩き、夕メシを食う店の玄関口でП氏と別れることとなった。




 夕メシを食ったのは、秋葉原よりも神保町へよく来るPGO氏が、昔から馴染みの店である。関東を離れたPGO氏にとっては、かつて贔屓にしていた店を回ることがこの帰省に於いて重要な意味を持っていたことであろう。そしてここの天ぷらは、ころもが薄めで歯ごたえがあり、なかなか美味かった。実は天ぷらは結構好きなので、こだわるのですよ。良質の天ぷらは、安菓子やフライ定食よりも油脂が少ない。




 そして水道橋。ここは、私が懐かしがる番である。私は予備校時代、この水道橋で都営三田線からJR総武線へと乗り換えていた。見覚えがあるような、変わっていないような、変わっているような。三田線水道橋駅の階段に張られた黄色と黒のロープなんかはそのままだ。




 だけれども、転落防止用の壁とドアがホームに出来ていた。
 まあ地下鉄は混む上にホームが狭いので、こうした事故防止策はよいことだ。




 そして美津濃氏宅。
 もちろん飲みますよ。
 第3のビールに安コーラ、安サイダー。
 PGO氏は昔「ケミカルドリンク」と称した駄菓子屋で売っていそうな安飲料を好んだので、安飲料は持てなすのに最高の逸品であろうて。




 それにしても美津濃氏は、相変わらずよくわからない菓子を買い込む、
 このグミキャンディーとやらは、どうも歯ごたえが高く、心なしか味は苦みというか刺激を感じた。
 原料に何を使っているのであろうか・・・。




 そしてPGO氏が買ってきた同人CDをかける。
 PGO氏は時間をかけて同人ショップで視聴して購入した品だ。
 少し古いゲーム音楽のアレンジなので、「これは何か」と当てたりしておった。




 そして私が買ったマンガは、もう読んでしまって、所定の位置に置き去り。
 美津濃氏宅に1〜2冊しかないマンガは、私が行きがけに買って電車で読んで、美津濃氏宅に置いていったものである。




 美津濃氏宅トイレ。
 便所に本を置くことは私も、今のアパートの便所・風呂一体型のユニットバスでは出来ないが、昔よくやっていた。ダンボール箱を切って、便所用本棚を作って、短時間でテキトーに読めるどうでもよい本をぶち込んでいたものであった。だが、「Gunslinger Girl」を置くとは美津濃氏め・・・。
 ちなみにユニットバスという語そのものは、必ずしも便所・風呂一体を意味しない。




 これは帰省先の九州から東京へ戻ってきたばかりの美津濃氏が、地元で買ってきたお土産である。




 そして夜は更け、ゲームにアニメ上映などをして、遅くに寝たのであった。


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