高校時代の在京友人と
2005年08月27日(土)


 今日は高校時代の友人ナイワンと総統(いずれも仮名)と会う日である。2人は高校時代の友人の中で、東京に在住する数少ない友人である。もちろん2人とも職を持っている人間なので、なかなか揃って会う機会は得られない。しかしそれでも、年に数度はこうした集まってメシを食うぐらいのことはしている。機会は作らなければ。



 新宿東口交番前で待ち合わせ。ここは待ち合わせ場所としては有名な為混み合うのだが、このメンバーと新宿で集まるときは大抵ここに集まっている。北海道の大学を出たナイワンは上京してからもここいらに住んでいるわけではなく、東京の大学に通っていた総統も新宿には不案内である。だから、集まる場所はいつも決まっている方がよい。
 ちなみに待ち合わせている最中、この暑い中冬服で着ぶくれた若い奴が、突然警察官2〜3名に取り囲まれてポケットの中を調べられ、交番に連れ込まれた。特に何もなかったようなのですぐに釈放されたが、やはりあやしく見える服装をしてはいかんのか。着ぶくれていると凶器や麻薬を隠し持っていると見られることもあるという。しかし夏風邪を引いて季節外れの厚着をすることもあろう。そういうときは、調べられることもあるかもしれぬね。




 そしてメシは、私が新宿でよく行く沖縄料理屋である。私が知っているほとんど唯一のリーズナブルで落ち着けるメシ屋だ。味も好みだ。今回はヘチマ定食を注文。ヘチマって食えるのか。今までこれは頼んだことがなかったが、あっさりしていてなかなか美味かった。




 そして、メシ屋でしばらく歓談した後、店が混んできたので席を立つ。そして喫茶店へ。私は昆布茶を注文。塩分を補給できる貴重な飲み物だ。糖分やカフェインを摂取できる飲み物は多いが、塩分はなかなか飲み物では摂取できない。暑い日には発汗して塩分が失われるので塩は大切である。大学時代はいつも食塩添加のトマトジュースを飲んでいたら「トマトジュースが好き」「健康を考えている」と誤解されたが、私は塩味が欲しかっただけなのである。まあスポーツドリンクを飲めば塩分は補給できるのだが、あれは甘いからあまり塩分を補給した気にならない。というわけで、茶店に入ったら私はわりと昆布茶を注文するのである。


 仕事のこと、勉強のこと、高校時代の連中の消息、社会問題、そして昔話。随分と長いこと話したような気がする。こうした久々に古い友人とあれこれ話すのはよいものですよ。またweek ties論を引き合いに出すが、普段は離れていて、まったく異なる職域に生きている人間同士が、たまに会って話す程度の「弱い絆」を保っていると、普段はなかなか知り得ない情報や発想に触れることが出来るので、大層よいインスピレーションとなる。




 そして暗くならないうちに新宿を後にしたのであった。


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