院試第2戦線
2005年09月24〜26日(土〜月)


 私は2校出願し、第1志望だった1校目の大学院に落ちた。
 その為、第2戦線に院試は移行した。




 今回もビジネスホテルである。ただし、前回と違って第1志望の結果が出てから急いでホテルを物色し始め、しかも23〜25日と連休だった為、宿は少なかった。大学へ徒歩で行ける範囲で、2泊連続して泊まれる安い部屋は、1つしか見つけられなかった。値段は前回とそんなにはかわらないが、雰囲気は少し違う。前回はいかにもビジネスマンが寝るだけの場所だったが、今回は少し暖かみがあるコーディネートだ。女性客の多い宿らしい。




 背広は部屋にそのまま掛けることに。風呂の湯気やタバコの煙を浴びそうで、これはちと感心しない。ああ、タバコはしばらく止めていたが、試験中はずっと吸っていました。もちろん「アメリカンスピリッツ」を。






 もちろん食糧はコンビニで調達。あまり出歩きたくないので、2〜3食分用意した。水は、前回は500mlのペットボトルを買ったところ思いの外すぐに消費し、ホテルの自販機で同じものを何本も買って飲んだ。だから今回は、金銭と手間を節約する為2リットルのペットボトルを用意。




 花なんか飾ってあり、暖かみのある女性向けのデザインなのはわるくない。前回の無機質なホテルよりはずっと過ごしやすかった。ただし、勉強するのには向いていないかも。照明が暗すぎる。まあそれでもしたけれども。



 コンビニでは「ガンダム」の女性キャラクターのフィギュアが食玩として売られていた。運試しに買ってみる。もちろん私にとって「当たり」とはもちろん、エルピー・プル以外にありえない。それ以外に興味などあるわけもない。サラ・ザビアロフとかプルツーとかがいれば話は別だが、このシリーズではプルだけだ。で、結果はご覧の通り・・・興味ないです。はい。




 正直2回戦目ということもあり、「なるようになる」との腹も決まっており、さらには前回よりは難易度が低いとの見込みもあり。あんまり緊張感はなかったです。そのためもちろん、「SEED-D」を観ない理由などなく。




 たまに観ている「雪の女王」ももちろん。今回は変態船長がS&W No.3リボルバーみたいな中折れ拳銃片手に、ゲルダを危険な目に遭わせる話であった。今に始まったことでもないが、NHKのアニメも変わったものだ。けっこうこの番組は好きですよ。


 そして結果は合格でした。第1志望では書けるだけのことは書き、自分の全能力を出したと確信はしたが、この大学院の中での相対評価がいかなるものかはまったくわからず、絶対評価でもどうつけられるかは自信がなかった。だけれども、この第2志望では筆記試験は会心の出来だった。辞書持ち込み不可のロシア語も、堅い文を読む訓練が足りない私にしてはよく出来た方だ。面接は、5分か10分という極めて短時間で終わったことに不安を覚えていたが、何人かの大学院生に聞いたところ「時間は合否は必ずしも一致しない」という。短時間の場合はどうしようもないアホだからととっとと切り上げる場合もあるが、すでに採るつもりだからあんまり審問しない場合もあるそうな。まあ私がどういう理由で短時間だったのかはわからないが。
 何はともあれ、第3戦線の用意もしていたのだが、第2戦線で勝利を得ることが出来ました。学部在学中に、経済的事情によって院試を断念してから5年。5カ年計画で大学に戻ることになった。たった5年なんて短いスパンの話なのかもしれないが、それでも人生どうなるかわからないものである。


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