びけん氏壮行会
2006年03月21日(火)




 学部時代の後輩・びけん氏(仮名)が、来年度から関西へと派遣される。その壮行会が彼の後輩らによって組織された。先日びけん氏とはサシで会う機会を得たのだが、この壮行会では、卒業式以来会っていないであろう人々とも再会することができた。久々に6〜7年前の再来のような行事に参加できたわけだ。変態的な話を出来る飲み会も久しぶりならば、旧友が多人数集まる宴会も久方ぶり。そして、部の独特の規範が未だにここそこで見られる特殊性も。




 都心部の高層ビルの上層階における、洒落たメシ屋にて。
 奥の方はよく見えないが、20人近く集まった。
 これが部で如何なく政治力を発揮し、それを礎としてドラッカー理論のごとく部の分権化を実施して、過ごしやすくやり部・携わる者にやり甲斐のある行政機構を実現とした。この思想と手腕がもたらしたものが、大学卒業後何年も経ってからもなお、壮行会を大々的に開いてくれる人脈である。私を含めて3人がびけん氏の先輩に当たるが、残りは同期か後輩である。具体的には書けないが、後輩の中には就職活動がなかなかうまくいかず、それがびけん氏の指導によって成果を得ることが出来た者も少なからず存在する。これはすごいファミリーですよ。




 私にとっても、これは同志であったびけん氏を壮行するだけではなく、様々な人間と再会するよい機会だった。大学卒業後は札幌に飛ばされて物理的に疎遠になり、私と親しかった後輩らが私の名前を濫用して部で反政府活動を行うなどして、ますます部関係者に会いにくくなり、さらには私自身も会社を辞めて行き先が決まっていない状況を恥じて、さらに顔を合わせにくくなっていた。が、今回は私も院試合格という中間結果が出たこともあり、近況を述べやすくなっていた。再び部の連中と顔を合わせる意味においても、びけん氏の壮行はよい機会でした。


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