恵比寿にてオフ会
2006年06月25日(日)


 愛知よりしんめい殿が帝都を訪問されるとのことで、およそ一年ぶりにご尊顔を拝謁する栄誉を賜ることとした。今回は、初対面となるきのPさんも交えて3人での会合となった。集まったのは、今度も東京都写真美術館。公立のムゼイとしては常に黒字を誇る希有な施設である。今回の展示は、「世界報道写真展2006」と「キュレーターズ・チョイス」の2つである。もちろん両方を見学いたしました。


 待ち合わせて3人が集まり、初対面のきのPさんと挨拶などをしてすぐに「報道写真展」へと足を踏み入れたのですが、これがなかなか凄絶な写真で。事件や事故、戦災、飢餓などによる悲惨な写真が多く、テレビや新聞では掲載不可能な非道いものも少なからずあった。会場の空気は重苦しく、気軽に話すことさえ躊躇われた。笑うなんか論外だろう。しかしこれで怯まないのがしんめい・きのP両氏である。なかなか関心を惹かれた模様でありました。
 そして次に足を踏み入れた「キュレーターズ・チョイス」は、ここの学芸員による写真・写真器具の展示なのだが、ここは穏やかな展示であった。黎明期の写真や、絵画と写真との融合を図る器具など、歴史・文化に興味のある者ならば面白く見学できます。しんめい氏もきのP氏も教養のある方なので、こういうイベントをオフ会の舞台にできるのであります。


 さて、そして写真展を出た後は、恵比寿まで来たということで、ビールなどをやりました。学校や職場などの個人的な話が多かったので内容は差し控えますが、意外なところで共通点があったりして、盛り上がりました。これには、きのP氏の発話能力の高さも大きく寄与していることでありましょう。私なぞは、親しい間柄でもあんまり話題提示を出来ないことがしばしばあるのですが、この点は敬意に値しますよ。


 そしてしんめい氏の帰りの新幹線の時間を見つつもカラオケなんぞを歌いました。学部時代は毎週のように歌っていたものですが、私にとってカラオケはいつ以来か。もちろん私が歌ったのは軍歌、および「傷だらけの人生」でありました。きのP氏は70〜80年代の懐かしい歌を、しんめい氏は古のアニソンを入れるなど、この点も安心できるカラオケでありました。
 ちなみに新譜のところに「夏はマシンガン」「冬もマシンガン」を見つけたのですが、さすがに両氏は二次元的造詣はそこまでは深くないと思われるので避けておきましたが。 


 やや短い時間でありましたが、しんめい氏とは人々の、きのP氏とは初めてのオフ会は画して終わりました。


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