ゲーム合宿
2006年08月14〜15日(月〜火)


 今回は、学部時代の先輩サクマ氏、同期のF氏(いずれも仮名)と会合をする日である。まずは秋葉原へ集まって闊歩して、しかる後に我が家でゲーム合宿である。私はコンシューマ機自体持っていないし、PCゲームも年に1本やるかどうかである。だから、こういう機会がないとゲーム自体まったくもってやることがない。だが集まってやるゲームはよいものであります。




 PS2が薄型になったので、持参してきて頂いたサクマ氏の負担は大分軽くなったそうな。ちなみに「THEメイド服と機関銃」は秋葉原中を回ったが品切れで、最後の賭けでうちの近所の総合スーパーの玩具売り場に行ったらあったという代物。おばさんばかりが並んでいる玩具コーナーのレジに、このケースを持って並ぶ30近い男。明らかに異質であった。





 「ガンダムSEED」の対戦ゲームである。この対戦を終えたらサクマ氏は売るつもりだとか。私やF氏がルナマリアやカガリ、ステラばかり使ったのは言うまでもない。
 また安さは正義として、私はジンばかり使ったような。特に、安いのに攻撃力があるのが最高として、攻城兵器たる大型ミサイルを搭載した機を好んで使った。当てにくいが、ゼロ距離まで接敵して当てるのが最高である。近づくまでにやられたところで、さして痛くはない。どうせ安いし。
 F氏は相変わらず、人型ではない機体を好んだ。この手の機体は扱いがとても難しいのだが、それを使おうとするのがF氏である。サクマ氏は持ち主であり、私にガンダムの洗礼を浴びせた方だけあって、すべての機体に精通していた。





 薄型PS2は過熱が心配とのことだが、テーブルの網に乗せれば床に放熱を阻まれることもない。こうすれば、長時間の稼働でもそれほどは熱を持たなかった。




 この「メルティブラッド」は、今日サクマ氏が購入した品。私とF氏が女性キャラしか使わなかったのは言うまでもない。それにしても、現在もゲーセンへしばしば出入りするF氏は強かった。しかし「メルティブラッド」をやり込んでいるというF氏は「男性キャラについては印象に薄い」とのこと。さすがである。


 ちなみに勘違いされては困るが、PCのその手のゲームをやるのはこの中では私だけである。PCを古くから持っているサクマ氏は、その手のゲームを買ったことも借りたこともないはずだ。また、F氏はPCを持っていない。私とて、その手のゲームは稀高校時代・学部時代もそれほどやっていたわけではないし、学部卒業後は年に1本程度。その程度の人間の集まりで、「月姫」のキャラが共通言語になるとは、世の中わからないものである。

 以下「メルティブラッド」について出た話。
・登場したばかりのヒロインを、猟奇殺人鬼の主人公が解体する話などなかなかあるまい。
・秋葉は73か?すばらしい!
・小さいからレンは当てにくい。意味は2つ考えられるがどちらか?
1,面積が小さいから攻撃を当てにくい。
2,小さな女の子には攻撃を出来ない。 


 また、今回最も白熱したゲームは、「THE地球防衛軍」かもしれない。これ、本来は防衛軍の隊員が怪獣と戦えのだが、対戦では隊員同士が撃ち合うことになる。武装はアサルトライフル、ショットガン、火炎放射器、ロケット弾、手榴弾など様々だが、私が好んで使ったのはスナイパーライフル。


 望遠のスコープがついているので、相手がこちらを視認する前に撃つことが出来る。ライフの設定が大きければ(2000ぐらい)1発2発撃たれつつも、敵もアサルトライフルや手榴弾のレンジまで接近できる。だが、ライフを小さめ(200ほど)にすると、破壊力の大きなスナイパーライフルは一発で敵を射殺できてしまう。建物の角から顔を出した瞬間に射殺される。遮蔽物と遮蔽物との間を走って接近しようとするが、操作がもたついた隙に射殺される。さらには遮蔽物がないだだっ広い海岸のステージでは、ジグザグに走って逃げようとするが、開始数秒で射殺される。これは狙われる方にとってはすごいスリルである。スナイパーが憎まれるわけだ。ちにみにライフ200ならばアサルトライフルでも2〜3発で死ぬ。いや普通、軽量弾と言えども撃たれたら死にますが。しかし弾丸が当たれば死ぬというリアリティある展開に手に汗握りました。


 今回は「THE歩兵」を買おうかとも目論んでいたが、どこへ行っても売り切れだった。「メイド服と機関銃」も売り切れ三昧たったが、最後にはうちの近所で発見でした。しかしそこでも「THE歩兵」はなく。しかしこの「地球防衛軍」で十分代替にはなったかも。廉価なシリーズだが、シリーズ中最高の傑作と言われるだけのことはある。なかなか楽しめた。


 一方、「THE地球防衛軍」と同じシリーズの「メイド服と機関銃」は・・・まあ2000円だからいいや。クリアはしましたが。

 感想箇条書き。 
・とにかく出来がわるい。
・メイドスタイルは決められないところもあって、難儀だ。
・あれ男の子だったのか。なんてこった。
・ビジュアルはまあわるくはない。でなければ存在価値が消滅する。
・「回避して攻撃」のコンボをマスターすれば楽。
・拳銃の存在意義が、回避攻撃だけですか。
・2000円だからすべては許せる


 今回サクマ氏が持ち込んだゲームとして「バイオハザード4」もあった。これも案外パーティゲームとして向いている。特に一定時間に敵を撃ちまくるだけのモードが短時間で終わってちょうどよい。様々な攻撃を試せたが、特にハンクの首締めが決まると最高だ。かつて「真サムライスピリッツ」で、危険を犯してナコルルの馬乗りドス刺しばかり決めたがったものだが、ハンクも同じような爽快感があった。


 また、チェンソー男がこのゲームでは難敵だ。熟練者にとっては大したことはないのかもしれんが、今日はじめてこのゲームをやった私やF氏にとっては、チェンソーのエンジン音という不吉な音が聞こえたら、逃げ回っては撃つだけだった。だが何回目か十何回目には、F氏はショットガンで、私は火炎手榴弾で抹殺に成功。一仕事追えた達成感が。


 ストーリーモードも少しばかりやったが、アシュリーは20才か。
 ではどーでもいいや。
 撃ちたい。
 むしろ撃った。


 今回は朝まで集まってゲームという得難い機会を持つことが出来た。その前には美津濃氏とS氏とカラオケまで。人付き合いが極端に減ったが、まだまだ、たまには集まれるものではありますね。


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