カラオケ於研究室
2006年10月26日(木)


 今日は研究室の寄り合いがあったのだが、なかなか驚いた。


 まず1次会の会場が、中国料理店のような店だったのだが、食い放題1080円という代物。どんな材料を使っていることやら。まあ予想よりは不味くはなかったが。

 そして料理もさることながら、店員に日本語が通じない。同期が店員に箸はどこかと聞いたら、店員は日本語で話しかけられたことに驚いた風で、別の店員を指さした。そっちの店員の方に行くと、今度は中国語で「何が欲しいんだ」と言われた。そう言われたとわかったのは、中国語を出来る先輩が聞いていたからなのだが。

 さらには奥の方で、店員が「もしかしてあの人達日本人なのか」と話していたという・・・。中国人御用達の店なんだろうか。ちなみに今回の研究室メンバー8人のうち2人は中国/台湾の留学生なのだが、もちろん全員日本語で話していたし。


 そして二次会はカラオケである。久々に二次元曲を歌うことができました。研究室では、先輩の PCの壁紙がセイバーだったり、別の先輩の机にはガンプラが複数鎮座していたりと、二次元関連は許容される場所ではある。だが、どこまで受容されるのか。二次元趣味には深度がある。また、誰も知らない、興味も喚起しない曲を歌ってもどうかと。


 最初のうちは無難に70〜80年代の懐かしのアニメ・特撮の歌なんぞを歌っていた。研究室の人々は30才前後であり、このへんは二次元趣味がなかろうとも子供時代に見知っていたりする。もちろん、だいたいは通じた。特に驚いたのは、台湾人留学生の先輩がこの時代のアニソン・特撮歌に精通しており、なんと「アニメンタリー決断」まで知っておられたことだ。幼少期に日本で過ごしたという話は聞いていなのだが、向こうでも放送されていたのだろうか・・・。


 私は自分が生まれるかどうか、物心つくかどうかの頃の古い曲もそれなりに知ってはいる。が、徐々に年代を上げていくことにした。と言っても、突然PCゲームの曲や深夜番組の主題歌をやってもわかるまい。というわけで、選曲にはかなり慎重になった。


 このように、徐々にレベル(何のだ)を上げていく戦略をとったが、ついには思い切って「花右京メイド隊の歌」なんぞを入れてみた。「メイド」は一般世界でも認知されている語なので、わからんでもギャグになれば、と思ったのだ。が、台湾人の先輩に続編「花右京メイド隊 La Verite」のED曲で返されるとは思わなかった。恐るべし。


 さらにはこの方、普段の日本語はやや発音に不自然な面があるのだが(私のロシア語よりは上手いけど)、70年代アニソンから難しいAngelaの曲に至るまで完璧に歌いこなし、やがては「LOVE DESTINY」までも歌うに至った。達人である。


 今回は小手調べだったが、忘年会に向けて二次元歌を鍛え直して対抗しなければなるまい。学部を出て5年、ちょいとブランクが空いているので。あ、件の先輩にマイシス誰か聞くの忘れた。今度聞いておかねば。


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