白門祭
2007年11月04日(日)
5年間在籍した椎応大学の学祭へ行ってきました。
卒業して6年目ともなると、母校として懐かしむというより、漫画「げんしけん」の聖地訪問をしている気分になるような…。キャンパスも空中回廊の建設から、各棟の改装、新規建造物の新築で、様相は大分変わっていますわ。
学食では「スタミナうどん」380円を。在学中は脂ぎった定食しか食わなかったけれども、最近は健康診断の数値がよくないので、揚げ物を避けて肉うどんに。麺類なんて学食で注文するのは、何回もなかったような。
古巣の武道部の演武を観る。
今年はエンターティメント的な趣向が凝らされ、非常に刺激的な演武でありました。
ちなみに今日聞いたところによれば、かつて部員をしごきまくってくれた師範は、今やフィリピンに移住してカジノの警備員を訓練する仕事をしているとか。相変わらず破天荒な……。
「げんしけん」の部室があるサークル棟。
魑魅魍魎の跋扈する治外法権のサークル棟も、ペンキを塗り直されて小ぎれいになっていた。漫画「げんしけん」で忠実に再現された美術研究会の落書きも、塗りつぶされて消されていた。寂しいものです。
ただ、一歩中に入るとやはりゴミだらけ落書きだらけ。
つーか、何ですかこの落書きは!
とある部室のドア。
大丈夫か、ここの部は!(うちの部ではありません)
どういう活動内容なんだ!
サークル棟に落ちていた小汚い布団。
中に誰もいませんよ……多分。
いつからサークル棟に存在する布団なのかは想像もつかないが、どこかのサークルが備えていた布団が前夜祭のときに動員されたが、ゲロか何かで廃棄せざるを得なくなってここに捨てたのか、単に古くなったから捨てたのか、それともここで寝ていたアホがいたのか……。
鎌とハンマーが描かれていたので、つい目がいったポスター(の残骸)。
「ドラえもん」を改変したネタだというのはわかるが、何かなんだかさっぱり。
「きよくさ」ってなんのことだ?
と思ったが、これは「ドラえもん」の改変漫画の上に「きよくさ」の紙をさらに貼り付けたものなんですな。「ドラえもん」ポスターに対して、鎌とハンマーを上貼りした人間が「極左」として非難ないし嘲笑しているというわけか。あるいは、最初から2枚重ねにした前衛作品なのか。さっぱりわかりません。
久々の古巣は、在学時はどうだったか思い出すのに苦労するほど変わっている面もあり、一方で変わらないところもあり。いずれにせよ、懐かしさとともに寂しさも感じます。いつまで、学部時代の遺産を享受できるのかはわかりませんが、年に1度のこうした機会は大切にしたいものであります。
ちなみに古い面々で多摩センターの蕎麦屋へ行って、蕎麦を食いつつ冷酒で一杯(私は控えているのでジンジャエール)。オッサンですわ。写真は韃靼蕎麦。韃靼とくれば食わないわけにはいきません!