担ぎ屋貿易
2007年12月29日(土)
今回は有明へ、2度目のサークル参加となりました(「テーブルの内側」へ入ったことは3回目)。
用意した「ロシア語軍事用語集 増補改訂版」は、
・ページ数を30頁から42頁へ25%強増量。
・要望の多かった「略語」の項目を新設し、略語を約150語収録。
・従来の項目についても、約20語追加。
・派生語にも発音表記を添付。
・その他細部を修正。
と、それなりに改訂・増補したつもりであります。
ただし、「余談」はネタ切れなので更新なし。
一方「ナガン一家のリボルバー」は「β版」の文字をとった誤字を訂正しましたが、基本的には改訂無しです。
紙質は例によって、ソ連時代の本を彷彿される再生紙。というか、ただ同然で配布するので、さすがに大学院棟以外では印刷できないわけで。ちなみに我が専攻は予算消化のため、昼間部院生にコピーカードを大量に配布しているので、印刷費自体はそれで賄えます。しかしそれでも申請料・交通費・雑費の元も取れないのでありますが。
ちなみに今回は学部時代の大先輩Tem氏(仮名)を動員するという暴挙に出ました。私の学部1年次における4年生にして武道部の主将閣下ですよ。その大先輩を、貴重な休日に呼び出すとは本当に恐るべきことです。ムリを聞いて頂き感謝します。
Tem氏とはゆりかもめの有明駅で待ち合わせ。多くの人は、その一駅手前の国際展示場正門駅で降りるので、改札では落ち着いて合流することができます。ちなみに、このとき私が乗っていた車輌には、私以外誰も乗っておりませんでした。
りんかい線国際展示場駅を見下ろす。本当はこちらの駅で待ち合わせる予定でしたが、なかなか混み合っているので、有明駅に変更して正解でした。
そしてまたしても、逆三角形へとサークル入場。
こうしていられるのも、あと何回か……
サークル参加自体もさることながら、いつまで関東にいられるかも不明ですから。
そして店開き。
まだ2回目なので不安がいっぱいです。
設営完了。
眠れなくてほぼ徹夜明けなので、顔色が悪い。
差し入れに貰った得も言えぬコーヒー。
今回も担ぎ屋貿易で持ってこられる最大数を持ち込み、2度目の出品で大して内容に代わり映えがないので余ることを恐れていました。が、まさか今回も午前中に完売してしまうとは……。早々に完売してしまったため、完売後には30人以上もの方に問い合わせ等を頂きました。無駄足を踏ませてしまい、本当に申し訳ないです。
また、私のところへご来訪くださった方、拙い同人誌を手に取ってくださった方、購入してくださった方に、感謝申し上げます。
次のコミケも参加できるかどうか、受かるかどうかはわかりませんが、今度は「余ること」を恐れないで、大量に持ち込みたいところであります。そのためには、コピー本では用意が難しいので印刷屋に頼むことになり、印刷屋に頼むとただ同然だった値段が跳ね上がり、値段が上がると売れ行きが鈍る、という悪循環も考えられるので、印刷・製本方法については一考の余地がありそうです。
ただ、次はまだ参加の可能性がありますが、次々回以降、つまり次の冬以降の参加はそろそろ地理的に不可能になるかもしれません。だからこそ、次に参加できるのならば、派手に増刷したいところであります。
また、帰省等の関係により、コミケには初日のみの参加となりました。
31日には知人が多いですが、不義理をお許し下さい。