教官に招かれる
2008年02月04〜09日(月〜土)
「今年度の卒業生・修了生(予定)」が親方のご自宅に招待され、奥様の手料理とПутинкаやСтандартが振舞われました。親方がかくもхлебосольствоだとは存じませんでした。
修了生は修士1人(もちろん私)、博士1人(本来の指導教官がサバティカルなので、今年度だけうちの親方についていた方)の他は、学部生が6 人。学部生の方々はもちろん就職が決まっておられ(というか誰も院に上がらない)、その話の延長で学部の就職状況について聞きましたが、この大学の進路は損保、銀行などの金融が多いとか。そしてメーカーが続く、と。公務員はマイノリティみたいですが、それがこの大学の傾向なのか、単に民間が売り手市場なだけなのか…。
何はともあれ、普段は雲の上の存在である親方が学生どもをご自宅に招き、食事を饗するとは思ってもみませんでした。今まで論文作成等をやってきた学生への慰労といったところでしょうか。本来ならば、こちらから仁義を切りに訪れねばならないところなのに、こうして手厚くもてなされるとは親方に人柄を感じます。もちろん(修了が確定してから)今までのご指導については、また改めてご挨拶が必要でありましょう。
ちなみに帰りは、直線距離にしたらそれほど遠くもないのに、乗り換え2回を経て帰還。電車では突然白人の老婦人に「この電車は新宿へ行くのか」と英語で話し掛けられました。何を言われているのかは聞き取れても、ごく簡単な表現が口から出てこない……。コトバはごくごく簡単な表現を日常的にアウトプットしていないと、すぐに出てこなくなりますね。なんとかデタラメ英語で意思疎通は出来ましたが。語学をサボると驚くほど簡単なことも発話できなくなると痛感しました。あうえう。