院の会合へ
2009年02月04日(木)


 先日大学院のメンバーとカラオケを6時間やり、高度のアニソン率だったにも関わらず、「プレパレード」に対して「何のアニメの曲?」という反応され、誰も「とらドラ」を観てなかっただなんて、ここは本当に日本か!あるいは半年ぐらいタイムスリップしたか!

 まあしかし、定期的にこうした会合を開けるだけでも、院に行った甲斐があったというものです。高校や学部でも趣味の同胞は数多くいましたが、現在進行形で「正月はテレビアニメを2年分観て過ごした」とか「『Fate』と『月姫』の中国語版新刊を買いに台北に行く」とかいう話を出来るのは、今や院だけでもしれません。



 メシ食いがてら、留学生の先輩に中国の大学の軍事教育で使われている副読本を見せてもらいました。それはなんと、自衛隊研究本。教科書ではないのですが、指導要領で使うことを求められているそうです。

 自衛隊研究だけで1冊。日本語でもこれだけ網羅的な概説書はなかなかないかも。中を開いたら、海自艦艇の航空機運用能力についての考察だけで1 節割いたり、装備の紹介と能力の考察に重点がおかれてました。中国の大学生は、こんなのを読んでレポート書いて単位貰っているのかと驚きます。

 もし、日本の大学で同様の教育が行われていたら、一番の仮想敵国である「ソ連の軍事力」について学んだのでしょうか。そうしたら、ソ連軍マニアは基礎資料について悩まなくて良かったのに!


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