佐久間裕一「さってと」 柴田茜「勿論、邪魔はしないヨ」
言うが早いか茜は学校とは違う方へ歩いて行った。 氷室恭子「それでも尾ける訳?」 佐久間裕一「念には念だ、こっちじゃなくって違う方で嫌な予感がする」 氷室恭子「さっきの鞄の事?」 佐久間裕一「まぁ、由美には悪いけど。大人数で行っても仕方ないから」 氷室恭子「そうね、あなた達はどうするの?」 江国雄二「俺達は荷物をまとめてきますよ」 桐野杏子「だって、仕上げは‥‥もごもご」 江国雄二「さっさと行こうぜ」 桐野は江国に口を押さえられたまま連れて行かれた。 氷室恭子「‥‥なに?」 佐久間裕一「なんなんだ、ありゃ?」 |
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