1999/12/05 公開
担当:カルネアデス

ADAM の続き (仮名)

桐野杏子 #11


『とんとんとんとん‥‥』

天城小次郎 「ふわぁぁ‥‥。」

天城さん、起きたみたい。

桐野杏子 「あ、天城さん。 おはようございます。」

天城小次郎 「‥‥‥‥‥‥‥‥これは夢か?」

桐野杏子 「へ?」

夢って‥‥天城さんまだちゃんと起きてないのかしら?

天城小次郎 「確か法条が、『杏子はお料理の一つも出来ないのよぉ―(けらけら)』
                   ‥‥といっていた気がしたのだが。」

桐野杏子 「ひっど―い、そんなのぜんぜん嘘ですよ。」

それは昔の話、今は結婚してお料理学校へ通ったからエキスパ―トの腕なのよ。
えっへん! ‥‥ああ、愛の力って偉大よね‥‥。

天城小次郎 「そういえば小僧は?」

桐野杏子 「まだ寝てます。」

男の子 「ZZZZZZZZ。」

天城小次郎 「‥‥まあ、あれだけ飲んだんだ。 ‥‥ん? ちょっと待て、こいつ何歳だ?」

そういえばこの男の子って何歳?

桐野杏子 「え? ‥‥‥‥‥‥知らない。」

天城小次郎 「まさか急性アルコ―ル中毒じゃ!!」

桐野杏子 「それは大変!!」

天城小次郎 「しっかりしろ小僧ぉぉ――!!」

桐野杏子 「ねぇ君、目を覚ましてよぉぉ――!!」

男の子 「‥‥。」

天城小次郎 「小僧ぉぉ――!!」

桐野杏子 「返事して坊やぁぁ――!」

男の子 「‥‥うるさい(ぼそ)。」

天城小次郎 「‥‥。」

桐野杏子 「‥‥。」

to be continued ...


あとがき

ビデオCD用素材の変換の為‥‥まったくのノーチェック品です m(_ _)m
とりあえずテキストにはしてあるのでそれを、HTMLに貼り付ける‥‥と言う作業だけです。
テキスト上で誤字があるとそのまま‥‥と言う事になるのですが‥‥。


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