2000/03/28 公開
担当:カルネアデス

ADAM の続き (仮名)

SP #01


佐久間裕一「さて、席を外してくれたらしいので、本題の入ろうか?」

氷室恭子「‥‥。」

佐久間裕一「まあさっきのは置いとくとして、手伝ってくれるんだろ?」

氷室恭子「ええ、私の後始末ですから。」

佐久間裕一「すでに、あらかた手は打ってある、後は始末するだけさ。」

氷室恭子「ワザワザ残しておいてくれたの?」

佐久間裕一「まさか、今日桐野君がやってこなかったから、その分だけ遅れているだけさ。」

氷室恭子「それじゃ、今度お礼言わなくっちゃね。」

佐久間裕一「桐野君のアレって才能なのかい?」

氷室恭子「アレ?」

佐久間裕一「運の良さ‥‥というかなんというか。」

氷室恭子「さあ‥‥解らないわ、ただ。」

佐久間裕一「ただ?」

氷室恭子「その運の良さがあったから、私達がここにいる、これは事実よ。」

佐久間裕一「ふむ、そうだったね。」

氷室恭子「‥‥ねぇ、ひとついい?」

佐久間裕一「なにかな?」

氷室恭子「何故、私に声をかけてくれたの?」

佐久間裕一「さあね‥‥仲間だからかな。」

氷室恭子「‥‥。」

佐久間裕一「そうだ、俺も訊きたい事が事ひとつあったぞ!」

氷室恭子「‥‥なによ。」

佐久間裕一「お尻は大丈夫か?」

『ばきぃぃぃ!!!』

佐久間裕一「ぐあぁ!!」

氷室恭子「なんて奴! 仲間って言われて少し心が揺れた事が‥‥逆に悔しいわ!!!!」

佐久間裕一「そ‥‥そんなに怒るなよ、俺は仲間としてだな。」

氷室恭子「なによ、あの時はただ出刃亀やって助けてくれなかったくせに!!!」

佐久間裕一「い‥‥ちょっとまて、あの件はあの時の一撃で片が付いたはずだぞ‥‥。」

氷室恭子「五月蝿(うるさ)い!!!」

『どかっ!!』

佐久間裕一「○▽◆×!!」

氷室恭子「まだ私の腕も捨てたもんじゃないわね!」

佐久間裕一「ま‥‥まて、話せば解るぅ‥‥。」

氷室恭子「問答無用!!!!」

佐久間裕一「ぎゃああああああああああああああああ‥‥‥‥。」

氷室恭子「‥‥って、まだ何もやってないわよ!」

佐久間裕一「叫ばなかったら俺が殺されていたよ‥‥。」

氷室恭子「それもそうね‥‥。」

佐久間裕一「‥‥っておい! 否定してくれよ‥‥。」

氷室恭子「なんでよ?」

佐久間裕一「‥‥まあ、ほんとに大丈夫なのか?」

氷室恭子「しつこいわね!」

佐久間裕一「そうだな、この辺でこの話は終わらせるか。」

氷室恭子「‥‥ってちょっと、どこへ行く気よ!」

佐久間裕一「どこって、帰るんだけど?」

氷室恭子「う‥‥打ち合わせは!」

佐久間裕一「打ち合わせ‥‥なんだっけ?」

氷室恭子「昔の後始末の事よ!」

佐久間裕一「ちょっと待ってくれ‥‥‥‥‥‥‥‥ああ、思い出したぞ。
                  さっきの氷室の殺気でそんなことまで忘れて‥‥。」

『ぐしゃぁ!!』

佐久間裕一「あ、足がぁぁ!!!!!」

氷室恭子「もう一回殴られたい?」

佐久間裕一「すでに、祭りの後なんだが‥‥。」

氷室恭子「人の話、聞いているの!」

佐久間裕一「す、すいません‥‥聞いてます。」

氷室恭子「甲野さんには話を通してくれたんでしょ?」

佐久間裕一「それがまだ、桐野君がきててね。」

氷室恭子「‥‥あの子が?」

佐久間裕一「そう、さっきの二人連れも一緒にいたんだが。」

氷室恭子「小次郎が?」

佐久間裕一「へぇ、アレが噂の天城小次郎、その人か‥‥?」

氷室恭子「‥‥なによ。」

佐久間裕一「何か心に抱えているみたいだな、彼。」

氷室恭子「‥‥人間、何も無い方が不思議なぐらいよ。」

佐久間裕一「それもそうだな。 さて、甲野さんの所へ行こうか。」

to be continued ...


あとがき

‥‥見ての通りのありさまです。前回のも修正掛けていないというのに‥‥。
台詞ばっかりで、視点も決めてない、ただ会話が流れているだけ‥‥‥。

取り合えず主役の2人が出ていないのでどうしようかと思いましたが‥‥。
せっかくなので SP として公開しておきます、この先消しちゃうかもしれませんけどね。

これ先月書いた分です。今月のストックは有りませんので‥‥。
もう佐久間さんが小次郎になってるような気がしますけど(笑)

お尻のお話は、『悦楽の学園』を参照して下さい‥‥。



‥‥で、そろそろ EVE の新作を書きたいと思います。これ ADAM ですから(笑)

内訳は, EVE burst error の続き‥‥‥‥題名が無いのでどうしようかなと。
それも『その後の事はなかった事にする』設定で行きたいと思っています。
取り合えず 某EVE-Web作家の【あのお方】のおかげで、書く事にしました。

つまりあの名科白ですね‥‥‥‥。

いやぁ、あそこまではっきり言われると、
もういい加減(曖昧という意味)にやっているわけには、
行かないかなと思いましてね。

‥‥と言うのは半分で、もう半分はこれに使う設定を、
これ専用で使うのはもったいないと思ったので(苦笑)

題名下さい、特に某E氏、期待してますよ(をひ)

The END of EVE burst error は無しという事で(なんかヤバイ気がする)


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