なんとか、アメリカで生活しています

 朝0430時に目が覚める。また寝る。今度は0630時前に目が覚めた。そろそろ起きあがる。まだセットした時間に目覚ましが鳴ったことはない。その前に必ず目覚めている。
 今日の大学への出発は0745時とMrs.■■に言っておいたはずだが、上の階に上がっても誰もいない。はて?少し遅れてMrs.■■が車で帰ってきた。ダンナを仕事に送っていったとのこと。ダンナは昨夜遅く帰ってきていて、早く出ていったらしい。すぐに私も大学に送ってもらうが、遅刻確実である。
 降りるときに言う。
 I will finish at 3o'clock.But I'd like to go to library.Would you pick me up at 4 o'clock?
 Mrs.■■は少し考えてO.K.と。彼女が来られないときは、ダンナが来るとのこと。車はサーブ。まあ、わかるだろう。
 教室に入るときの文句も考えておいた。
I'm sorry for coming late!
 先生は快く許してくれた。他にも遅刻してきた奴はいた。欧米では時間に厳しいと聞いたが、ホストファミリーのルーズさのせいらしい・・・。


 今日のactivityは街を探索するというもの。これは迷ったり、もしもの事態になったら大変なので、2班に分けて、それぞれをスタッフが引率した。


 さて、今日は1500時に終わると聞いたのだが、この活動は1600時に終わった。
 図書館に行くから1時間遅れると言っておいてよかったぜ。
 ネットやる時間が潰れたけど。
 さて、ホストファミリーのダンナが来るとのことだが、誰かなと思っていた。するといきなり私の1stネームを呼ばれた。よくわかったな。特徴を聞いておいたのか、もともと仲介会社から写真でももらっているのか。それともテキトーか。
 はじめてダンナと会う。握手。
 車はサーブでも奥さんのジープでもなかった。もっとゴツい四駆だった。友達の車で来たとのこと。運転はその友人。二人の男から次々と私について聞かれる。覚えているのを書く。
・家族はいるか?
 独身か所帯持ちかということだろう。
 I'm sngle.と。
・何歳だ。
 I'm twenty-two.現地人っぽく、トウェニートゥーと。
・仕事は。
 I'm a student of university.I'm 4th year,but I failed to get a credit.
・何を勉強している。
 I study politics.と答えたら、Political science?と聞き返された。まあ、そういうことだが。
・日本の大統領になるのか?
 Japan has no presidents.Leader of Japan is the Prime Minister.
・首相になるのか?
 I can't be the Prime Minister.
・何故なれない?
 私は日本北部に生まれた。19世紀に日本では内戦があって、北部は負けたからだ。ついでに私はカネがない。選挙にはカネがいる。というようなことを答えた。
・アメリカの大統領になるか?
 I don't know how to be the American Presidents.
 俺もしらないとの答えが帰ってきた。
・アメリカをどう思う。アメリカは好きか?
 アメリカは国土もパワーも巨大な国だ。とても好きだ、と無難な答えを。
・どんな映画を観る?
 「ダイハード」と答えたら喜んでいた。

 こんな調子で、ごく簡単な会話だが、随分と話が続いた。
 運転していた人は、私とホストのダンナを家に送ってくれて、すぐに帰った。ダンナもまた、すぐに仕事に出ていってしまった。仕事を中抜けして来てくれていたのか?車を家に取りに来た、という面もあるだろう。
 それからしばらくはして、奥さんが知らないガキを2人連れて家に戻ってきた。姉妹の子供だろうか?とりあえず、私は部屋から上にあがって挨拶だけして、また引っ込んだ。ガキとコミュニケーションを図ろうとしたが、話が成立しない。なにせガキはまともな文法で話さないからだ。


 さて、なんだかんだ言って、私はアメリカが楽しくなってきているようだ。


 どこぞのガキも帰り、今日のメシはメキシコ料理。いわゆるタコス。今日は■■夫妻がそろったはじめての夕食。
 文面は忘れたが、彼らが言った内容はよく覚えている。
「今晩、一発どうだ?」
 そして私の方を一瞥してほくそ笑む。私は会話の内容を理解できないふりをしたが、この程度の意味はわかります。いやはや。まあ勝手によろしくやってくれ。ただ私の部屋は彼らの寝室の真下である。よからぬ音が聞こえたりして。 


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