AK47にて処刑式を
2002年02月11日(月)
去年の12月24日にも行ったが、再び射的をすることにした。私がいない機会に、似たような射的が行われたこともあったらしい(私がいない方が過激なようで、ターゲットを最後には火にくべたとか)が、私が参加できるのは事実上これで最後であろう。こうした機会は作ってでも、行う。
今回は、私のAK47を持参して行うこととした。今までのはすべて拳銃で、1発1発ターゲットに穴を穿っていた。速射しても、その破壊力はたかが知れていた。しかし、毎分発射速度600発ものアサルトライフルならば、数秒間の射撃でターゲットを雑巾にできる。これは楽しみだ。
だがAK47は、ロー・リーサルウェポン主体のLIC(低強度紛争)の象徴みたいなものだ。今日日こんなもの持って歩いていると、無警告で撃たれそうだ。昔日本刀を輸送したときは、機械部品か何かのように新聞で包んで運んだら、誰も怪しまなかった。だが、あからさまにライフルの形に新聞で包んでも余計あやしい・・・。ライフル運搬ケースを買わんいかんのう。とりあえず、スポーツバッグにぶち込み、どうしても入りきらない銃身先端にはビニール袋を巻き付けてお茶を濁した。やはりあやしいのだが。
普段着にカラシニコフというのは、安テロリストかゲリラのようで、返ってヤバイ雰囲気が出る。人に見られたら大変。 |
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自動小銃の掃射の後は、拳銃で確実に頭を撃ち抜いてとどめを刺す。これは基本。使用銃はCz75初期型。 |
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狙いを付けて弾丸を叩き込むことに飽きたらず、至近距離から毎秒10発を超えるシャワーを浴びせる。なんと嬉しそうな顔で撃っていることか。 |
さて、無事に射撃を終え、ターゲットをことごとく粉砕した後、П氏(仮名)宅にて一杯やった。オレンジペコの紅茶に、ブランデーなど垂らして飲む。これがなかなかよい。いい酒であった。
こうして後輩宅に泊まって遊ぶなんてことも、もうなかなか出来なくなるのだな・・・と思うと、大学生活が終わりつつあることを再認識しますわい。
それにして私のAK47は、しばらく使っていなかった上に、マガジンのバネがいかれていたので、装弾不良が随分とあった。ちゃんと手入れと部品交換をしないと、いざ使うとき役に立たないわい。4000円もした予備マガジンが2本ともいかれていたのは痛かった。それでもショートバースト射撃(注)は爽快であった。
注)ショートバースト・・・
銃器用語で「バースト」あるいは「ショートバースト」とは、「一回引き金を引くことによって為される、短い連射」のこと。基本的に銃器は、何秒も何十秒も連射するものではないので、こうしたショートバーストが主体となる。撃ちすぎは弾薬のムダであるばかりでなく、銃身の摩耗や加熱の原因になる。また、あんまり撃ちすぎても効果があるときはそうそうない。
有名なベレッタM93RやH&K・VP70、あと新しめのアサルトライフルやサブマシンガンなんかに付いている「3バースト」とは、一回引き金を引くと、3発フルオートで発射して止まる機構。戦いの恐怖心や緊張感の中では、引き金にかけた指でのショートバーストは思うように出来ず、引き金を引きっぱなしで弾丸をバラ撒きまくって、すぐにタマ切れ・・・ということがよく起きる。そうしたことを防止しつつも、有効な火力を提供するための機構なわけだ。
加熱もなく、タマも山ほど入るエアガンでは、フルオートで撃ちまくってナンボという気もするのだが、リアリティ重視な私は、ショートバーストを好むわけです。