last up date 2002.08.18

ホンダ・ラファーガ2.0T(1993年式)



 私の1台目のラファーガと、この2台目との最大の差異は、トランスミッションにある。ピストンのストロークが短く、点火タイミングが特殊なG20Aエンジンは、初心者にはクラッチつなぎが難しい車であり、それまでディーゼルのMTしか運転経験がなかった私は、大分苦労したものであった。
 その希少な5MTラファーガは、私が熟練する前に失われてしまったが、幸運にして同年式のラファーガを格安で譲ってもらえることとなり、2台連続で93年式ラファーガに乗ることとなった。今度のは4AT。免許取得以来5年近くの間、ほとんどクラッチを踏んだこともなかった私にとって、ATは楽なことこの上ない。はじめて車を持った土地が、交通量の多い札幌市内ということもあり、ATの方が咄嗟の時の操作や渋滞時の発進停車に有利だ。
 だが、MTではなくなったのは、少しばかり残念ではある。



 世界的にも数少ない5気筒エンジンたるG20A。ちゃんと点火プラグへコードが5本伸びている。
 5ナンバーサイズの車体に直列5気筒エンジンを載せるには縦置きしかなかったようで、フロントアクスルへ動力を伝達するのに極めて複雑怪奇な経路をたどっている。
 そのためミッション強度には不安があるが、吹き上がりよいこのエンジンは病みつきになる。

 今度のラファーガは、オプションのリアワイパー付き。正直、なくても困らないが、低速走行中はリアガラスの水滴が気になることもある。あれば便利。
 ちなみに、フロントワイパーの間欠時間の調整もできるのだが、これもあまり要らなんような。あったらあったでこまめに調整なんかしてみたりはするが。

 現在のところ唯一の二次元装備。函館のメイトで購入したサラのミニのぼり。エアコンの吹き出し口に差し込んで、風向調整弁で押さえているだけ。
 いつかは、もう少し二次元的装備を増やしたいものである。

 グローブボックスには、なにやら小道具が。
 物騒なもののグリップも見える。

 本来は筆入れとして作られた網袋。
 ツールナイフとマグライトが見える。

 中身は、単3電池2本使用のマグラストと、ヴィクトリノックスのツールナイフ「ティンカー」。予備のリチウム単3電池2本に、換え電球2つ。
 このマグライトは、携帯性がよく、手元の細かい作業には便利だが、暗いところをこれ一つで歩くのには光量不足。ま、ないよりはマシ程度。
 ティンカーもサバイバル用としては貧弱だが、シンプルで柄が厚すぎず、使いやすい。

 マグライトのストラップは、ゲーマーズ立川店で購入した品。ラビアンローズと書いてあるような。ティンカーのストラップは、携帯電話P206に付属のもの。

 助手席の足下には、大型のマグライトが。座席の脇にねじ込んでいるので、意外に転がらない。単1電池を6本使用する大物。自分の鼻先さえ見えないような暗闇でも、これ一本あれば、結構平気で歩ける。

 S&W・M649。年季が入りすぎて、グリップが剥げててきている。車載するのならば、ハンマーを引っかからないようにした「ボディーガード」のタイプである必要はないのだが、車から降りるときにポケットにねじ込むのには適している。
 車載するのならば、複列弾倉のフルサイズのオートマティックの方がいいのだけれども。

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