山梨・静岡旅行
2002年09月11〜13日(水〜金)

静岡、自衛隊車両を見ながら
2002年09月11日(水)午前〜昼


 富士五湖道路を降りて、静岡の道を走る。東京から少し走っただけだが、牧場や畑、あるいは広大な空き地の中を道路が走る。もちろん北海道と比べれば道は狭いし、建物は少ないながら密集している。だが、こうした田舎道の風景こそが、今回の旅行で求めていたものであった。多摩センターを出発して以来、私がハンドルを握ってノンストップで車を走らせている。車が多い東京西部や混み合う中央道とは一転して、前後の車間距離を気にする必要もほとんどない道路。これでこそ、ドライブは楽しめる。標準装備の単装カーCDで、林原めぐみのアルバムなどかけ、片手運転でのんびり走る。ちょっと狭いが、いい道だ。
 ICを降りてすぐに気づいたが、静岡、しかも富士山周辺には駐屯地や演習場がひしめいている。マニアだけでなく在日外国武官からも評価が高い富士総合火力演習が行われるのも静岡。最新兵器が優先して配備され、陸自で最も練度が高いと言われる富士教導団も静岡に駐屯する。車が少ない地方道だが、かなりの頻度で自衛隊車両と出くわした。

 コンビニで車を止めて、パンや握り飯を買い込み、車中で簡単な昼食をとる。すると、後方から自衛隊車両が。自衛官も昼食らしい。

 新73式小型トラック。パジェロベースの新型装備だ。ちょっと失敬して中を覗く。やはりミッションはAT。戦闘車両では初装備のエアコンもある。

 シフトをPに入れただけで車を離れるドライバーは多いが、自衛隊ではサイドブレーキはもちろんのこと、コンビニ駐車でも輪留めもするようだ。

 コンビニを出て少し走ると、また前方に自衛隊車両が。何かを牽引しているが、こちらはジープベースの旧73式小型トラックか。

 後部では、小銃を持った隊員が4人程度、向かい合わせに座っていた。しばしば幌が開いてタバコの主流煙が吐き出されていた。自衛隊は各国軍隊と同様、喫煙を罪悪としない数少ない団体。車内での喫煙もよいのだろうか。

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