山梨・静岡旅行
2002年09月11〜13日(水〜金)

一路山梨へ
2002年09月12日(木)午後


 西湖蝙蝠穴を出発した後、そろそろ山梨方面へ向かうこととする。のんびり走っていけば、また何かあるかもしれない。宿に予約した時間まではまだまだ余裕があった。途中の道で、なぜかセンターラインをまたいで停車している異常者車や、突然急停車して何もせずにまた発進する異常者後続車に驚かされながらも、取り敢えずは平穏に走った。
 蝙蝠穴を出るあたりから、美津濃氏とП氏は昼食を食いに食堂に入ることを主張していた。このへんの名産のほうとうを喰うべきか、それとも宿でもほうとうがどるかもしれないから別の物にするか、などと話しながら車を走らせていた。途中に何軒やメシ屋らしきものは発見するのだが、ドライバーである私が見落として素通してしまった。私とPGO氏は富岳風穴で食べたホットドックのため腹が減っておらず、あまり食事を切望していないのである。また、美津濃氏が店のたたずまいを見て却下するなどしているうちに、大分道を進んでしまった。
 そんなことをしているうちに、精進湖のあたりでコンビニを見つけた私はそこに車を止める。
「さあ、ここでメシを買ってくれ」
 一番安上がりかつ手っ取り早い方法である。まあ、私とPGO氏とてホットドッグしか喰っておらぬ。別に美津濃氏とП氏にコンビニ飯を勧めたところで大した格差にはなるまいて。まあ、彼らは怒っていたような気がしないでもないが。
 ここのコンビニでPGO氏に運転交代。メシを買い込んだ二人を乗せて、山梨へ向けて再出発。

 精進湖横のコンビニ。交通量がなかったので、車線右の店舗にも入りやすかった。出るときバックなので気を付けねばならないが。

 上九一色村のあたり。
 小雨模様の中、順調にドライブ。

 甲府市内。
 県庁所在地だけあって、そこそこ発達している。
 ここを素通りして昇仙峡へ。


 精進湖から甲府までは思いの外近かった。見る間に平坦な土地に至り、交通量も増えていく。街中では運転には気を遣う。だが、一度間違えて右折車線に入ってしまったときなぞ、PGO氏はこともなげに渋滞している本線に割り込んで入る。ダテに関東で運転していない。こういう細かな割り込みは、私は結構苦手である。


 さて、このままではすでに宿に着いてしまう。宿に予約した時間まではまだ3時間以上ある。そのとき交通標識に昇仙峡なる文字が見えた。どういうところかはよくわからんが、そちらに行ってみることとした。山梨の道は全般的に狭いが、甲府中心部や昇仙峡への道はことさら狭い。PGO氏は神経を遣って運転したことであろう。もっとも、クラウンやセドリックはおろか、観光バスでさえ走っている道なのだから、全幅1695oのアコードが走れないわけはないのだが。
 かくして我々は昇仙峡へと向かった。

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