水戸駅へ到着。
なかなかりターミナル駅だ。
雨がますます降ってきたため、小さなカバンだが濡らしたくないのでコインロッカーへ。
番号は覚えやすいように28。
「にいや」とでも呼んでくれ。本当ならば218にしたかったが。
外へと出ると、やはり雨。
傘を調達せねば、アニメイトを探索できぬ。
ファンシーグッツの店にビニール傘を発見。
男二人でこの店に侵入するのは気が引けたため、美津濃氏が二本買うことに。
存在するだけで、抜群の違和感だ。
電話ボックスでアニメイトの住所・電話番号を調べて控え、駅の地図をデジカメに撮って出発。
メイトがあるのは地図右下の「南町」らしい。
ということは、今いる北口ではなく、こっちの南口から出ればいいのか？
・・・。少し歩いて気づいたが、川なんて地図にあっただろうか。
DimageXtを起動して、撮っておいた地図の画像をズームしてみる。
いや、川は地図の上の方にある。ということは、我々は逆の出口を出てしまったのか。あの地図、南北が逆だ。上が南なのだ。「南町」が地図の右下のあるから南東方向と判断したが、実は駅から北西へ出なければならなかったのか。
再び水戸駅へ。しかし南口から出てしまったことに収穫はあった。
このような納税ポスターがあろうとは。
ポスターを執拗に写真撮影する美津濃氏に、水戸市民の人々は奇異の視線を送って止まなかった。
美津濃氏は、カメラのホールドやシャッターの押し方に問題があるようで、ストロボを使わずシャッタースピードが落ちる撮影では高い確率で手ぶれとなった。フルオート性能が極めて高いIXYで、だ。だから、撮影した画像を見てはまた取り直す、を繰り返していたため、彼は目立ったわけだ。まあ撮影技術については、是非に自分なりに研鑽してほしい。
