1,渋谷
2003年12月24日(水)
今日は大学時代の後輩・П氏、美津濃氏(いずれも仮名)とともに、東京のラーメン屋をハシゴし、秋葉原をも徘徊し、それから朝までカラオケすることになった。美津濃氏がコースを選定し、今日の1200時に京王井の頭線渋谷駅改札前にて待ち合わせる。
井の頭線渋谷駅には1時間前に到着した。ちょっと周りをぶらついてから、1150時には待ち合わせ場所の改札前に戻る。そして待つ。しかし一向に誰もやってこない。と思っていると、美津濃氏から電話が。なんでも彼は、西口に出たとのこと。案の定やってくれたか。「改札前」と一言だけで、特定するコトバを述べなかったために、一番ありそうもない出口から出やがった。一番広くて、圧倒的大多数の人間の流れを負えばたどり着ける「正面口」に向かうなどという妥当性を、美津濃氏に求めた私がアホだった。
そして続いてП氏がJR駅方面からやってきた。なんでも彼は、先に秋葉原へと行って、メイド喫茶にて「ハッピー牛乳」を飲んできたとか。戦利品の瓶を誇らしげに見せるП氏。しかし、瓶と牛乳が別々で、牛乳そのものは低質な脱脂粉乳かと疑わせるような代物だったとか。いやはや、それでもアニタのために瓶を手に入れてくるとは、さすがはП氏である。
さて。まずはメシである。美津濃氏が「熊本ラーメンならばうまいに違いない」として選定した、ラーメン屋。熊本ラーメンならばうまいという根拠がよくわからんが、とにかくそこへと向かう。センター街にある、としかわからなかったため、しばらくさまよい歩いたが、思いの外早く見付かった。
どんぶりの縁になにやらついているような気がするが、まあラーメンそのものは凝っていた。
柔らかい豚肉と、そばを思わせる麺、そしてぶったぎられた生キャベツ。
脂のキツさから少々飽きるが、まあそれなりであった。
次に向かったのが、П氏がたまに補給しにくるメッコールを売っている自販機。先日、П氏宅にてメッコールを振る舞われたばかりだったが、実際に売られている光景を見るのは、これがはじめてである。今回、私はただついていっただけで、道順は覚えていない。再びここに1人で来ることは困難であろう。
何に事もないかのように、他の飲料とともにメッコールが。
メッコールを買う人。
メッコールをまとめ買いする奇特な人。
近所にある本屋も、なかなか目を疑わせる店名であった。
これが目印になるかも。
メッコールを補給した我々は、もちろん今度はその筋の店へと行った。最初私はなにも買うつもりはなかったが、П氏が「こちらは一冊100円ですよ」「このようなものを発見しました」と報告をしてくるうちに、数冊薄い本を買っていたような。
そして我々は渋谷でやることを全て終えて、JR渋谷駅へと向かった。
よく考えたら、今日は平日。
もっと混むかと思ったが、たいしたことはなかった。