羽田→釧路−ノートPC、墨入り砂利
2004年08月16日(月)
今日は釧路へ発つ日である。マイレージの特典航空券を使用したのだが、繁茂期たる8月はマイルを使えるのは今日16日から。そのため、こんな夕方の便しかなかった。さらに言えば、川崎からいい時間にリムジンバスがなく、出発便に対してかなり早いバスに乗ることとなった。
イヤホンをつけて、ノートPCを使用。車の中では本は酔ってあまり読めないが、PCならば結構鑑賞していられるらしい。1時間の車中は何かやっていないと、時間のムダであるばかりかヒマである。AirH"でメールチェックをした後は、もっぱらデジタルコミックなんぞを読んでいた。再生に消費電力を食わないので、出先にてノートPCで見るのに適している。もっとデジタルコミックが増えれば、かさばる漫画に部屋を占有されずに済むのだが。
飛行機は1655発。メシを喰ってから搭乗待合いに入ったが、まだ2時間ある。
やはり待合いでネット&映像鑑賞しかなかろう。
B5ノートは便利だ。
が、搭乗開始直前にバッテリーが切れた。
そして釧路行きのエアバス。バスを降りて地面を歩き、タラップへ向かう。全天候性に欠ける搭乗方法だ。ターミナルから遠い場所にもエスカレーター付きの屋内搭乗口が出来たのだが、まだ地べたを歩く方式が残っていたとは。
ところで驚いたことに、バスに墨の入った砂利がおった。墨である。トライバル模様の。まず我が目を疑い、そして理解するのに時間がかかった。年の頃は小学1年ぐらいだろう。シールだとは思うが、いかにも前衛的な若者がしそうな代物をこんな砂利が。「ブラックラグーン」のレヴィ幼少期はこんな感じか。
偶然機内でもこの砂利の隣になったが、この墨は二の腕全体を覆い、肩まであった。どういう親だ。まさか背中まで覆っていないだろうな・・・。しかしガキのことだ、シールなんて貼っていたら、腕を気にしたり見たりするものだが、この砂利はただの一度も墨に触れも見もしなかった。タトゥシールを気にならないほど常用しているのか、まさかと思うがホンモノか。児童虐待だ!そりゃないだろうが、それを考えるだけでも1時間半はエキサイティングな時間を過ごせた。
ちなみにノートPCはバスの1時間と待合いの2時間で、すでにバッテリーが切れていたため、水平飛行時にデジタル化した資料でも見ていようと思っていたのだが使えなかった。3時間が限界だったか。1年間ほぼ毎日コンセントに差しっぱなしのバッテリーで、まあ上等な部類に入るか。
釧路に着いたときは、日が暮れかけていた。
地面低くガスが立ちこめ、いかにも向こうから一個小隊が現れそうな景色であった。
さすがに東京近郊ではこんな景色はまず見られない。やはり田舎だ。