海洋公園
2005年10月02日(日)午後〜夕方



 海洋公園は観光の名所のようで、人が多かった。




 さて、どこに行ったものか。
 目の前に何やら施設が見えるが、カネをとるらしい。
 カネをとられることは私は別に構わないが、我々が求めているものは別である。
 地図に載っていた吊り橋を見に来たのだ。




 吊り橋は件の施設とは反対方面らしい。




 坂を下ると一気に海に近づく。
 海を見ること自体しばらくなかったことだが、この距離にまで近づくのはいつ以来であろうか。




 写真で見ると大した海ではないように見えるが、落ちたら助からない気がする。
 着衣水泳自体難しいが、波で削られた底は深く、岩場へ上ることは困難だろうて。
 海は怖いです。




 吊り橋までの道のりは、高尾山へのウォーキングラリーを彷彿させる。
 最近運動不足で、タバコなんかも再開したからキツいかと思ったら、まったくもって心肺の限界には達しなかった。
 子供連れでも来られる緩やかな道だ。




 だけれども、木々の隙間から見える海面は、随分低い。
 その上、潮の流れは複雑だ。




 長年波に叩かれて削られた岩。
 草が生えていることから、満潮時でもここまで波は来るまい。
 過去の海面がここまであったということか。




 そして吊り橋である。




 所詮観光用の吊り橋と言えども、この高さと断崖絶壁はさすがに怖くなりますよ。






 そして吊り橋近くの岩場で1枚。




 さらには一般公開している灯台にも上る。




 灯台の階段は2本あり、それぞれ一方通行なので安心だ。




 灯台に上ったаспирант Токийского университета。
 確かに景色はよかった。




 さて、帰りのバスは・・・。
 これは灯台近くのバス停の時刻表である。
 このとき1522時。
 伊東行きの終バスが1549時。
 まだこれだけ時間があれば、海洋公園に戻った方がいいだろう。
 しかし案外終バスが早い。






 海洋公園のバス停でも、伊東行きは1549時。
 まだ時間がある。




 少し歩いたので、ソフトクリームでエネルギーを。




 そして伊東行きのバスである。
 このバスで美津濃君はずっと寝ていた。
 私は景色を見ていたが、この旅行の全行程を通して、もっとも難しい道路であった。車線がないのは当たり前で、対向車とすれ違えない狭い箇所もところどころに存在する。その上曲がりくねって、勾配もキツイ。さすがに運転したくない道である。




 そして伊東へ。
 ここまで戻れば鉄道で帰途に就くのは簡単だ。




 そしてJRで再び東京方面へと向かったのである。
 ちなみに美津濃君は私の最寄り駅までやってきて、夕飯を駅近くで食べた。
 しかし私の最寄り駅でもろくなメシ屋がなく、結局歩き回ったのであった。


 今回はなかなか歩く旅行であった。
 こうした無為に歩き回ることはわるくない。
 そして温泉に浸かり、マッサージを受け、猫をさわり、風光明媚な景色を見て、うまいメシを食い、うまい酒を飲んだ。思いがけず、この旅行をプレゼントしたくれた美津濃君に感謝です。しかも宿代と酒代まで全額もって頂きました。いつか機会を見て、この恩は返しますよ。 


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