本の電子化
2009年03月25(木)




 今度の部屋は(今まで住んだ歴代のアパートに比べると)狭く、柱が角にあるせいで家具の配置も限られます。大邸宅で広い書庫や書斎を持つような将来像が現実的ではなく、広い部屋に住む見込みもない以上、部屋の狭さに合わせた生活スタイルを考えねばなりません。そして引っ越しのときは、「本以外の持ち物」が少ないのに、本がエラい多いことで苦労しました。というわけで、かねてより行っていた書籍類の電子化を積極的に進めています。




 今までは、金属製の定規を当ててカッターナイフで糊の部分を切断していたのですが、時間がかかる上、慎重にやらねば手や床を傷つけかねない。また、少しでも切断面が歪めば、ドキュメントスキャナーの自動給紙に問題が生じます。この面倒さがあって、殆ど作業が進みませんでした。




 そこで、5万円(実売3〜4万円)もするA4裁断機PK-513Lを導入。ギロチンのように、真上から刃を当ててそのまま切り落とすので歪みはほとんど出ず、そして少し力をかけるだけで重い上質紙を使った「月刊Gun誌」が一度で両断されてしまう!これは凄い。指ぐらいならば簡単に詰められそう。




 背表紙だけを、綺麗に切り取ることが出来ました。
 セットして刃を落とすまで、数秒。
 今まで慎重に定規を当てて、クリップで固定しつつカッターを数枚ずつ切り離していたのが冗談のような手早さ。




 あとは適当な枚数ずつドキュメントスキャナーに放り込むだけ。まあ1ページずつめくってからセットしないと、長年本棚で圧縮されてくっついていたページがあったりで詰まるのですが、まあそんなに面倒ではありません。小分けにしたファイルをつなぎ合わせて、PDF化が完了!この調子で早朝1〜2冊ずつスキャンしていけば、本棚を少し減らすことが出来そうな(まあ基本的には本は本のままで持っておきたいので、「Gun誌」の余剰分とか一部しか電子化はしませんが)。




 あとA3複合機もまた、便利です。ちょいとした紙類を電子化するにあたって、A4よりも大きいことはままあるのですが、さすがにA3より大きいことは滅多にありません。雑誌のコピーなどはA3サイズでコピーしたものもあります。A3用紙も、自動給紙で次々にスキャン可能。これは便利。

 A3複合機も裁断機も、もっと早く導入しておけばよかったかもしれません。
 まあ部屋が狭くなったとか、差し迫らないと道具を揃えて電子化なんてしないんですがね。


戻る