さらに大所帯になった。
後から恵さんにこき使われ‥‥ああもとい、お願いされたので
部屋の中に入ってくるのと、入っていくのでは印象が全然違う。
これだけ人がいてもそれなりに空間が余っているように見える。
なんか雰囲気が変だぞ‥‥。気のせい‥‥じゃないようだし。 その影響を受けていない氷室‥‥あ、忘れてるぞ。 佐久間裕一「さってと‥‥行こうか」 ‥‥おう、怖いぞ。みんなの視線が俺に向かってきた。 佐久間裕一「あ‥‥いや、用があるのは氷室‥‥なので、そのだな」
そういった瞬間に、皆は一斉に俺を見なかったことにした。 氷室恭子「‥‥‥‥」 佐久間裕一「ひむろ」 氷室恭子「‥‥‥‥」 佐久間裕一「ひぃぃぃむろ」 仕方が無いな。 佐久間裕一「‥‥ふぅ」 氷室恭子「‥‥‥‥ひぃぃぃっっっ?!」
氷室の耳に息を吹きかけた瞬間、俺は宙を舞った。 俺は地球に釘ざしとなった。 |
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