1999/12/19 公開
担当:カルネアデス

ADAM の続き (仮名)

天城小次郎 #13


天城小次郎 「よし、腹も膨(ふく)れたから、行くか。」

桐野杏子 「‥‥どこへ?」

どこへって‥‥勘弁してくれ。

天城小次郎 「き・り・のぉ〜〜〜‥‥。」

こ‥‥こいつぅ‥‥ 昨日の夜より厳しい目で見てやるぞぉ!!

桐野杏子 「え‥‥。」

天城小次郎 「病院に‥‥だ。」

桐野は少し考え込んで一言。

桐野杏子 「あ‥‥そうでしたね。」

天城小次郎 「ふむ、そうでした‥‥だ。」

‥‥はぁ、法条、こいつどうにかしてくれないか?



俺は車のところまで着た、一人でだ。
‥‥あん、あいつらか?

別に待たしとけばいいさ。
何、こんな時に奴が来たらどうするかって‥‥。



‥‥‥‥それは考えてなかった(汗)
俺はアルファロメオ・デュエット―――俺の車だ、文句あるか! いかにも良さそうだろ?

おっと、脱線してしまったな、この俺様のアルファロメロにのり‥‥ぐはぁ!
しっ‥‥しまった‥‥ 鍵がかかっている扉をかかっているにもかかわらず、
思いっきり引っ張ってしまった‥‥ てっ、手がぁ‥‥。

くそ、桐野と居ると調子が狂うんじゃないのか?



はぁはぁはぁ、何で息が上がってるかって?
それは解ってるだろ? 上を見てくれ、俺様はそれ以上言いたくないからな。

まったく‥‥車に乗っていながら息が上がっているなんて‥‥なんだかなぁ、だ。
よし、あいつらの所に乗り付けたぞ。

桐野杏子 「ごめん、ちょっと火の元見てくるわ。」

‥‥なにぃ、俺様がどれだけ苦労したと思ってるんだ!

天城小次郎 「桐野ぉ‥‥ まってる間に止めとけよな。」

桐野杏子 「‥‥はぁーい。」

‥‥こいつ、今の今まで何やってたんだ?



取り合えず小僧を車に乗せて桐野を待つ事にする。

天城小次郎 「そういえば小僧、結局のところ名前は何が良い?」

小僧 「え‥‥ 食事の時の名前は嫌だ!」

‥‥だそうだ、嫌われたものだな、グレンよ。

小僧 「さっきので良いですよ。」

さっき‥‥の?

桐野杏子 「はぁはぁ‥‥お待たせしました。」

to be continued ...


あとがき

今年最後の更新でございます、乱筆乱文等々な、私の作品を読んでくださり、ありがとうございました m(_ _)m

私は車といえば『ユーノスロードスタ』、『RX−7』、『ランサー(らんえぼ)』、『NSX』、『GT−R(スカイライン)』‥‥
ぐらいかな、知ってるのは他にもあるけど面倒だから。
結局、『ゼロヨンチャンプ』というゲーム(名作だよこれは、PC−E(PCエンジン)のまでだけど)の最後に使える車というのが後ろの2台で、
「『あるふぁろめろ』って何?」状態でした、ADAMやってた時は‥‥-‥‥。

えっと今回のお便りは、私が個人的に(というか結構有名な)杏子を書かせたら地球一だと思っている(こらこら)
A HPのEさんから頂きました、ありがとうございます m(_ _)m (一応伏せ字にしておきますね)

「印象深いセリフ、 『なんであいつだけ生きている?』 これですね。 これすごくいいですね。」

ぶっちゃけた話、ある意味何となくでした(汗) でも杏子と比べると何か‥‥印象に残らないものが多いので、
このような表現にしました(と言うかこれしか表現がないかも)‥‥。

『EVE ZERO』 の法条まりな役、三石琴乃さんだそうで、岩男潤子さんはご懐妊だったりしてね(こらこら)
でもそろそろ出来てもおかしくない気もするので。 <ご懐妊

『EVE ZERO』 ねぇ。 でも発売されてから、やはりイヴゼロは 『悦楽の学園』だったなどと言われたりしてね(苦笑)


桐野杏子のあとがきに続きます‥‥。


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