俺の名前は江国雄二(えくにゆうじ)、夜間学校に通っている。
それもこれも俺の嫁、杏子の手伝いをしているからだ。
その理由(わけ)は‥‥
戸籍上は同姓だからどうでも良いけどね。
まぁ、いろいろあってね‥‥本当だったら第二部ないし第一部終了後に
第一部のアレみたいに水増しする余裕が無いらしい‥‥ なぁ‥‥俺を宣伝に使うの、止めてくれない? 「もしもし」 「は〜い」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥俺です」 「‥‥雄二君? 彼女には会えた?」 「え、杏子には会いましたけど‥‥」 「‥‥緊急事項なのね?」 「ええ、まぁ。内調が爆破されました」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「解ったわ。その件は任せて頂戴」 「ノート(パソコンで)見ているんですが、通報されて無いみたいなんで‥‥」
俺の所属している‥‥いや、杏子のおまけで手伝っているさる機関、 「ほんと?」 「ほんとの所は解りませんよ‥‥パス忘れちゃったので‥‥だから、お願いします」
だが‥‥出先でこんな事はする気がなかったので死ぬほど
俺がパスワードが変わると言う事をすっかり忘れていたから‥‥。
それが無ければ俺が引き出したい情報への扉は閉ざされたまま‥‥ 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥まだ何かあるのね?」 「ええ、それともう一つ‥‥」 「なにかしら?」 「左手首を切断された人をそっちへ連れて行きます」 「‥‥今は駄目よ。だって‥‥」 「足りないものを今買いに向かっています」 「‥‥‥‥やるようになったわね、雄二君」 「‥‥そりゃぁ‥‥どうも」 「いいわよ、準備しておくから連れて来なさいな」 「助かります」 「それにしても‥‥雄二君がねぇ‥‥ふふふ‥‥」 「? ‥‥なにか?」
「ふふふ‥‥え? 「‥‥‥‥」 「‥‥‥‥」 「‥‥さぁ‥‥よくわかりませんよ」
「内調と手術の件は承(うけたまわ)りましたわ♪ ‥‥こほん。 ぷちっ‥‥つーっ‥‥つーっ‥‥。
大切な‥‥人‥‥か。
頼まれたから頼んだかもしれないのに‥‥いや、あの場所で‥‥。 どさっ! がちゃ‥‥ばたん! 「御買い物完了よ、おにぃさん」 「ご苦労様です‥‥おねぇさん」
俺は松乃さんが持ってきた買い物袋の中身を物色する‥‥ 「‥‥どう?」 「完璧ですよ、出してください」 俺はそのまま袋を二、三重に袋詰にする。 「ええ、しっかり防水加工してね。これから先は雨の中ですものね‥‥」
みんなと分かれてから雨が降り出した、俺達の進行方向には不幸か幸いか、
全く誰だよ、オープンカーなんて物を選んだのは。
それはさておいて松乃さんが駆る車は静止状態から加速状態へと移っていく‥‥。 |
あとがき こんにちはカルネアデスです。
なぜか雄二君サイトです、前に作ってあった方を公開しないで、
それはだいぶ無茶するからです(笑)
そんな心境で to be continued someday ....... ? を更に
オヤっさんじゃないけど自分で考えたことがこんなに恐ろしい話になるなんて‥‥
読者さんが逃げる前に担当さんが逃げるような気もしますけど‥‥。 用語集は本腰入れて作るものじゃないです(爆)いや、こっちの話です(笑) |
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