白鳥ユキナ「今度ねぇ、ジュンさんと遊園地でデートなの。」 ハルカ・ミナト「へぇ、そうなんだ。」 白鳥ユキナ「えへへ〜ゥ この前の時の約束だったから。」 遊園地なんか行ったことないよね。 あの娘……。」 白鳥ユキナ「……ルリルリ?……そうねぇ。」 にやりと微笑むユキナ。 ハルカ・ミナト「なっ、なによ……。」 その微笑みに嫌な予感がするミナト。 白鳥ユキナ「弟君とくっつけちゃおう作戦発動!! 面白くなりそうゥ」 ハルカ・ミナト「え?」 白鳥ユキナ「ハーリー君、アキトさんが帰ってきたら分ぅ悪いもんねぇ。」 ハルカ・ミナト「はあぁ……あんたねぇ、そんなこと考えてたの? あの娘(こ)の心の中にはね、アキト君しかいないのよ。 ハーリー君には悪いけど……。」 机に手を付き勢い良く立ちあがるユキナ。 とても清清(すがすが)しいその笑顔……。 その笑顔がミナトには 『危険』 と言う名の信号を鳴らさせる。 白鳥ユキナ「そうと決まれば、さっそく連絡しなっくっちゃ。」 右手に握りこぶし作って、部屋から一目散にいなくなるユキナ。 ハルカ・ミナト「ちょ、まちなさい!!」 ミナトもすぐにユキナを追った。 |
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