ホシノ・ルリ「副長、ちょっと席を外していいですか?」 記憶喪失「え、艦長。どこへいか……うぐ。」 みぞおちに肘鉄を食らう記憶喪失。 記憶喪失「●×△。」 イツキ・カザマ「ばかね、そういうのは聞いちゃダメよ。」 ホシノ・ルリ「……お願いします。」 顔を耳まで真っ赤にしてブリッジから出て行くルリ。 記憶喪失「イツキぃ、今のは溝に入ったよ……。」 イツキ・カザマ「あんなこと聞くからよ。」 記憶喪失「あ……あんなことって?」 イツキ・カザマ「行き先は多分お手洗いよ、さっきから様子がおかしかったから。 だから女の子にそんなこと聞いちゃダメよ。」 ウインクを飛ばすイツキ。 記憶喪失「ははは、そうか……。」 乾いた笑いでそのウインクを受ける記憶喪失。 イツキ・カザマ「そろそろピースランド空域に入るわよ。」 記憶喪失「了解、あー、艦長……まだお手洗いにいたら困るからイツキが連絡してくれない?」 イツキ・カザマ「了解しました、副長。」 記憶喪失「はぁ、女性艦長の副長は疲れるもんだよ、副長のイツキさん。」 イツキ・カザマ「とても軍属がする会話じゃないわね。」 くすりと笑うイツキ。 ――ピースランド。 記憶喪失「へぇ、これがピースランド……。」 イツキ・カザマ「なにか、活気に満ちているわね。」 ホシノ・ルリ「そうですね……あの頃と変わってません……。」 記憶喪失「あの頃?」 ホシノ・ルリ「さあ、食事は何にしましょうか?」 記憶喪失 / イツキ・カザマ / ホシノ・ルリ「………………。」 テーブルの上にはパスタが山盛り、メニューには 『ピースランド名物パスタ』 と……。 記憶喪失「余計な事はは言わない方がよさそうだ。」 イツキ・カザマ「そうね。」 ホシノ・ルリ「そですよ、言わない方がいいです。」 イツキ・カザマ「ごちそうさま。」 ホシノ・ルリ「お腹いっぱいですね。」 記憶喪失「……はぁ。これからどうします?」 イツキ・カザマ「え、どうしましょうか?」 ホシノ・ルリ「お暇でしたらついてきますか,私に?」 |
あとがき(ええんか、これでええんか?) えっと加筆分の2回目ですが……本編で書いたところまでまだ行ってません。 この調子だと全部合わせて26話構成……まさかね(冷汗) なんでこんなの書いたのかは不明ですが、話的には全然進んでませんねぇ(大汗) 因みに、#14 Ver.β の方、加筆が入り、 lain と新規掲載の ADAM の続き (仮名) の方も更新してるし……。 |
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