「動物公園」駅の回りには、動物園しかなかった。もちろんここまで来たら入る。男二人で、しかも背広の男と一緒に平日の昼間から動物園というのもよくわからん。とりあえずメシを食うが、おにぎりセットしかない。価格対効果はわるいが、好きこのんでここまで来たので文句は言えぬ。
まあ、動物園といったら、お子様御用達のような気がするが、珍しい動物を間近に観れる機械というのはそうそうない。大人にとっても、動物を観察して見て回るのは有意義である。それはそれでいいのだが、さすがに観覧車などの乗り物には乗れなかった。美津濃氏は、ここはぜひ絶望を具現化するため、観覧車に乗りましょうとのことだったが、私は拒絶。「乗るのならば１人で乗ってこい」と。
私の好きな動物も観れたし、それはそれでわるくはなかった。