館山旅行
2003年05月01〜02日(木〜金)
今年のゴールデンウィーク、私は4月29日〜5月5日まで休みとなった。関東に戻って以来、大学時代の人々の何人かとは会ってメシなど喰らい、酒を飲み、かるく遊びもした。だが、長期休暇となれば旅行である。とは言っても、学部4年次の人々は就職活動中。さらには司法試験の択一がGW明けにある。働いている人間でGWが休みという人々は、さすがに前々から某かの計画をしている。となればどうするか。私はGW直前まで「何かをしよう」とは考えていたが、具体的には何もしていなかった。そこでヒマそうと勝手に判断した大学時代の後輩・美津濃氏(仮名)を巻き込んで、旅行に繰り出すこととしたのである。
目的地はどこでもよかった。館山になったというのは、ただの気まぐれである。一昨年の蓮沼旅行で、館山という地名が頭に残っていたせいかもしれぬ。そして、館山に何があるのかも調べないまま、宿とレンタカーとを予約してしまった。どこかに行こうと電話をし、予約まで終えたのはGW開始数日前たる4月23日夜のことである。一日で、正確には数十分ですべてが決まった。
そして、電車の乗り継ぎやレンタカー屋・宿の位置を確認しただけで、旅行に出たのであった。
2003年05月01日(木)朝 | 美津濃氏宅出撃 |
2003年05月01日(木)午前〜昼 | 一本遅れると、連鎖的に・・・ |
2003年05月01日(木)昼過ぎ | 館山到着、レンタカー屋まで行軍 |
2003年05月01日(木)午後 | 館山ドライブ開始 |
2003年05月01日(木)午後 | 海上自衛隊館山航空基地裏 |
2003年05月01日(木)午後 | 海岸と、田舎道と、ご老人 |
2003年05月01日(木)夕方〜夜 | 幸田旅館 |
2003年05月02日(金)朝 | 館山を発つ |
2003年05月02日(金)昼 | 千葉市散策 |
2003年05月02日(金)午後 | 千葉市動物公園 |
2003年05月02日(金)夕方 | 総武線快速、中央線、京王線 |
2003年05月02日(金)夕方〜夜 | 美津濃氏宅到着 |
<装備品一覧>
○カメラ関係
今回は、はじめて銀塩フィルムカメラを持たない旅行となった。コンパクト35oカメラで撮影した写真の美しさはコンパクトデジカメの比ではないが、スキャニング(フラットベッドだろうとフィルムスキャナーであろうと)の手間と埃・油脂の干渉を考えるとデジタルが手軽にきれいな画像を得られる。今後、フィルムカメラを使うことはますます少なくなるだろう。
・富士写真フイルム FinePix A303
廉価300万画素カメラ。ベルトに装着できるホルスターに入れているので、携帯には便利。いちいちカバンから取り出さなくてもよい。性能は平凡。マクロに弱く、暗さに弱く、微細なマニュアル設定があまり出来ず、色ノリもRDC-i500に劣る。しかし単3電池を使えること、割とコンパクトなこと、何よりも安かったこと(2003年2月に24800円で購入。2003年5月現在の実勢価格は平均30000円)がよい。あと、動画に音声がつかないことは旅行ではマイナス。
・128MBxDピクチャーカード×1
一泊旅行なので、一枚で十分。もう一台カメラもあるし・・・と思っていたら使い切ってしまった。
・単3アルカリ電池×2
A303は単3アルカリを使えるカメラが欲しいから買ったようなものである。この電池はカメラに入れてしばらく使ったもの。案の定、一日目の午後には息絶えた。
・単3ニッケル水素電池(予備)×2
充電池。アルカリが切れることを見越して2本だけ持ってきた(6本保有している)。これが息絶えても、単3アルカリを現地調達すればよいので、充電器は持ってこなかった。
・RICOH Caplio RDC-i500
リコー的形状のミドルクラス300万画素カメラ。マクロの強さが欲しくて買ったが、今回はサブデジカメとして使用。しかし二台一緒に持ち歩いて思ったが、発売時期に差があると言えどもA303よりもRDC-i500の方がカメラとして遙かに高機能である。カメラ離れした形状が難点といえば難点、利点といえば利点。携帯性はかなりよくない。あと、音声付き動画の撮影は今回も使用した。
・64MBコンパクトフラッシュ×3
基本的には携帯性のよいA303をメインに使ったので、2枚しか使わなかった。
・専用リチウム充電池(予備)×2
専用充電池しか使えない機種は、旅先での電源供給が難点。保有充電池すべてを持ってきたが、1泊旅行なので充電器は持ってこなかった。最後にいつ充電したのか覚えていないが、2日目昼過ぎに充電池の1本が息絶え交換。
・Velbon Trip-MateU
7段伸縮の三脚。コンパクト三脚と呼ばれる範疇では、もっとも大きなものである。ビデオカメラ用にも使えるので、作りはしっかりとしている。縮めると折り畳み傘並の長さにはなるが、足が太く、パーツがゴツいので太さは傘の比ではない。一段ごとにストッパーがかかるので、ラジオアンテナのようないい加減な固定の三脚と違って、突然脚が縮んで倒れるようなことはない。
○二次元関係
写真撮影用にもっと用意するつもりだったが、あいにくといいものを用意できなかった。
・灰羽手帳
唯一持ってきた代物。
○工具等
・ヴィクトリノックス・ティンカー
大小ブレード、栓抜き、缶切り、プラスドライバー、マイナスドライバー、穴あけ程度しかない、割と簡素なツールナイフ。プラスドライバーを備えるものとしては一番コンパクト。
・マグライト(単3電池2本使用型)
手元を照らす程度の光だが、自分の鼻先も見えないような暗闇では、なんとか足下も照らせる。携帯には便利。
・単3リチウム電池×4本
非常用品なので、長寿命で寒さにも強いリチウム電池をセットにしている。
・マグライト用替え球
買ったままの状態でセットにしている。