ペンション到着
2003年08月21日(木)午後〜夜


 黒磯駅を後にして、今日宿泊予定のペンションへと向かう。
 看板を頼りに山を上ったが、センターラインがなくなり、細くなり、しまいには砂利道になった。
 それでも対向車と出くわすこともなく、宿にたどり着けたのだが。











 宿にチェックインしてから、まず我々は車の掃除をした。人の車だと思って、あちこちに散らかさんでください。いや、私の車でもないのだが。せめて、ゴミぐらいはまとめてくれ。さらに言えば、私物はここそこに置きっぱなしにしないでくれ。カバンから出された物品は、使ったらそのまま社内の放置され、車内を動き回っていた。運転席まで滑ってきて、ブレーキペダルを踏むのに支障が出たら大変だ。荷物は、ユニット化しておくのが一番。


 ところで、この宿にて河口湖郵便局から電話があったという。美津濃氏が件の郵便局に忘れたカバンには、この宿の予約確認ハガキが入っていたのだ。それを見つけた局員は、わざわざ宿にまで連絡してくれていたのである。さすが田舎の郵便局。親切極まれり。・・・そんなハガキ1枚まで見られているということは、当然荷物はすべてチェキされていると考えた方がよいね。雛子が大変なことをされるコピー本や、「みずいろ」な変態本や、シスプリの50部限定変態集合本、コミケ申し込みの振り込み用紙といった、あらゆる品々が見られている可能性は高いわけだ。いやこりゃ大変だ。




 そして、ひとやすみ。




 これが戦争博物館で買った日露戦争ビール。
 中身は銀河高原ビール、らしい。
 これは温存して、今日は買い出ししてお茶を濁すことに。
 ちなみに朝食のみのプランなので、晩飯は近くのメシ屋にて。





 メシ屋帰りに、近く(もないが)のコンビニらしき店でビールを買い、ちょっくら飲む。
 私はスーパードライを好まないのだが、選択肢がなかった。






 ところで、宿の自販機に怪しげな「はてな」なるボタンが。
 PGO氏がこれで得体の知れない飲み物を買ってきたので、私も喜び勇んで買ってみたが・・・。




 ファンタグレープであった。
 まあ、こういうペンションの余興で、わざわざドクターペッパーの類を入荷して入れるとは思わないが。




 そして長い運転で疲れたPGO氏と、П氏は、21時にはすでに寝入っていた。
 私と美津濃氏は、なぜか21時からの洋画劇場など見る。タイトルは忘れたが、核を積載した列車が暴走し、主人公が英雄的な活躍で列車を止めよう・・・というものだ。こういう映画は次々と困難が襲ってくるが、最終的には列車は止まる。しかしこの映画では・・・核爆発で、アメリカのどこぞの都市が吹き飛んでしまうという悲劇的な結末を迎えるのであった。待避せずに、最後まで都市防衛に専念した人々も木っ端微塵。意外性という意味では、かなり凄絶な映画であった。いやはや。
 結末を見届けたところで、23時には寝た。

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