箱根湯本をうろつく
2004年03月15日(月)夕方


 ロマンスカーで酒を飲み、それから強羅をかなり歩き回ったため、我々は結構消耗していた。酔いは徐々に醒めても、血中アルコールそのものはなかなか抜けるものではない。アルコールを入れたままの行軍は、身体にかなりの負荷となる。特に連日様々な壮行会や別口の卒業旅行で詰まっているPGO氏は、疲労が激しかった。しかし箱根湯本まで下る登山鉄道で眠り、少しは回復したそうな。さて、これからどうしたものか。




 駅構内の踏切を渡って、箱根湯本駅から外に出る。
 それからどうということもなく、ただ歩いて箱根の街を見て回った。
 その途中で私は中共タバコ・中南海ライトを発見し、久しぶりに自分のカネでタバコを買って、吸った。
 もちろん吸ったのはコンビニ前の灰皿の横である。






 箱根は観光シーズンというわけでも土日でもないので、それほど混雑してはいなかった。しかし世間の休みがあまり関係ない若者と、大量の老人達はここそこに見受けられた。というわけで、箱根のどこを歩いても、人通りは途絶えることはない。そんな中、美津濃氏は橋の上で立ち止まり、さっちんをカバンから取り出しすではないか(そもそもカバンからさっちんが首を覗かせていたような気もするが)。
 さっちんと共に風景を写そうと試みる美津濃氏。我々3人は、何喰わぬ顔で彼を置き去りにした。
 いやすぐに追い掛けてきたけど。




 さて、そろそろメシといくか。宿に夕食は頼んでいない。
 いざとなればコンビニ弁当やカップラーメンでも済ませるためのエコノミープランだったが、当日になってみたらそこまで懐事情は切迫しておらず、メシ屋にて夕食をとることに。それにしても箱根湯本のメシ屋はさすがは観光地。高い。どこで喰っても何を注文しても、1000円はまず、くだらない。安いところを探すのを放棄して、喰いたいものを喰うことに。そして行き着いたのは中華屋。




 量もあり、味もなかなかいけた。これはいいメシであった。
 さて、あとは宿に行くだけである。

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