熱海で観光を
2005年10月01日(土)昼



 美津濃君はまず観光案内所に入って、パンフレットや観光地図を掻き集めた。
 こういう情報の現地調達はフィールドワークで慣らした彼の得意技だ。




 パンフレットを集めたところで、取りあえず昼飯にする。
 メシ屋で調達した地図でも広げよう。
 そう思って駅前の雑居ビルに入ったが、最初足を踏み入れた地下1階は案内には「軽食」と書いてあった。
 だけれども地下には大衆食堂が並び、ここそこで一杯やる現地の肉体労働者の人々の喧騒で溢れていた。
 混んでいる上に、ここいらは観光客向けではないようだ。
 というわけで退散。
 「食事」と書いてある同じビルの2階に上がってみる。




 すると落ち着いた食堂が並んでいる。
 やっぱりこっちの方が落ち着いて食事をし、地図を広げられそうだ。
 美津濃君が店先にいた女将とメシについて話し、1軒の食堂に決めた。
 チキンカツ定食を注文したが、カツは揚がり具合は良好で挙母の脂気は多すぎず、なかなか美味かった。
 そして持ち込んだパンフレットを見て、「湯〜遊〜バス」なる1日乗り放題の観光バスで熱海を回ることに。




 食事を終えて一服し、早速観光案内所へ戻って、美津濃君がバスについて聞き出した。
 バスターミナルにてこの「湯〜遊〜バス」を待つ。
 



 やってきたバスの入口で1日乗車券を購入。
 1人800円也。
 バスガイドは地元のご老人が無償でやっているそうで、無骨な話しぶりが面白かった。
 さて、どこをどう回ったものか。 

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