北陸卒業旅行−能登へ
2006年03月08日(日)早朝〜昼前
今日は、金沢を発ち、能登半島の和倉温泉へ行く予定である。
名作「痕」に登場した鶴来屋のモデルとなった加賀屋のある和倉温泉。
もちろんそのような高額な宿泊費を払えるわけもないので、その近くのホテルを取りましたが。
今日はその和倉温泉へ行く日である。
2006年3月8日、8:01:12
朝起きて、まずは先日コンビニで買って置いたパンを、例の自販機で買ったホットというにはほどよくぬるいコーヒーで喰う。素泊まりなのでメシは用意しなければ。
2006年3月8日、8:57:34
それにしてもこのトイレ。流すレバーが戻らない。重力に逆らって横を向き続けるとはいい根性だ。結果、水はいつまでも止まらないのである。手で戻さない限りは。いやはや。
2006年3月8日、9:40:40
そして再びスーツケースを引きずって、金沢駅へ。
私は飛行機で預け荷物を待つのを嫌って、機内持ち込み出来る範囲の荷物しか持ってこなかった。だから、荷物の多い美津濃君のカバン類は私も持ちました。さすがに3つものカバンは凄絶だ。
2006年3月8日、9:50:44
当初美津濃君は福井へ行ってから和倉へと戻ろうと提案したが、時間がかかりすぎるので却下。結局直接和倉へ向かうことに。普通列車の旅なので時間がかかるのです。
2006年3月8日、10:00:34
列車に乗る前に、美津濃君はカネをおろしに郵便局へ。私は都市銀行にしか預金をしない。郵便局や地方銀行に預金するなど、私にとっては東京に進学しながらも住民票を田舎から移さなかったり、携帯電話が親の名義だったりすること並に、田舎臭いこととして忌避している。だが地方へ行くと郵便局は便利ではある。都市銀行って地方では殆どないんですよ、ATM。
2006年3月8日、10:01:50
ちなみに今回の美津濃君の全装備である。
長期日程とは言え、恐ろしい重装備。
2006年3月8日、10:13:00
ホームで列車を待つ。美津濃君が荷物を置いて「便所に行く」とだけ言い残してそそくさと消えてしまったので、荷物を放置するわけにもいかず、私は便所へ行けなかった。まあここで荷物を放置したところで掻っ払われる確率など限りなくゼロに近かったろうけど。
2006年3月8日、10:23:42
七尾行きの普通列車である。
いざ能登へ。
2006年3月8日、10:50:16
列車は田舎名物ボックスシート。これでこそ旅である。
幸いトイレも車内にあった。田舎列車はつくづくありがたい。
2006年3月8日、11:46:18
窓の鍵は外されて開けられないようになっていた。
冬仕様ということなのだろうか。
それとも事故防止か。
2006年3月8日、11:57:24
七尾駅到着。ここでのと鉄道へ乗り換えである。
2006年3月8日、11:58:44
これがのと鉄道の車輌である。1両編成。
2006年3月8日、11:59:58
ここでも美津濃君は荷物を置いてとっととトイレに行ってしまった。
またかよ。私もちょうど小便がしたい頃合いだったのだが、またしても待つハメに。
いやまあ、彼に他の選択肢があったかと言えばあんまり考えられないが。
もし2人がトイレへ行く機会を逸しない為には、荷物を持ったままトイレの前まで行き、そこで荷物番を交代しつつトイレに行くしかない。だが、トイレに焦る人間にそんなことを考える余力はなかったか。責めるつもりはないですが、さすがに足枷を一方的に課せられて小便に行けないのはしんどいです。
2006年3月8日、11:59:32
ところで、この1両編成の車輌にもトイレは備え付けられているのであった。
荷物を車内に入れてから車内のトイレに行けば、遅れる心配もなく席を早めに取ることも出来て、その上すぐにトイレにな行けたはずなのだが。まあいいけど。
2006年3月8日、12:02:16
ここもボックスシート。
このときは反対側の窓のところにカメラを置いて撮影できるほど人が居なかったが、すぐに席はすべて埋まってしまった。
2006年3月8日、12:21:50
そして和倉温泉へ到着である。