北陸卒業旅行−能登大橋・能登島
2006年03月08日(日)昼前〜夕方
のと鉄道にて和倉温泉に至った。
さて、宿に入る前に観光のひとつでもしたいところだが、どうしたものか。
2006年3月8日、12:23:28
和倉温泉駅前である。
特に遊べそうな場所は見あたらない。
2006年3月8日、12:24:18
駅のコインロッカーに荷物を預けてうろつこうと思ったが、宿に荷物を回収して貰うことにした。
今回泊まるホテルは、先日の安宿とは違う。けっこう大きなホテルである。
そうしたサービスもやってくれるはずである。
2006年3月8日、12:31:08
宿に電話したら、車で来てくれるとのこと。
それまで駅前をうろつくが、特に見るべきものは少ない。
日に焼けたガチャガチャの中身はなんぞ、と思ったが内容は新しかった。やるのう。
2006年3月8日、12:33:44
宿の車に荷物を預ける。
さて、どうしたものか。
2006年3月8日、12:44:16
取りあえず、メシである。平壌の地下鉄の駅名のごとき名称の大衆食堂に入ってみる。と言っても、メシ屋の選択肢はほとんどなかったのだが。引き戸を開けたとたんに一斉に降り注ぐ排他的な視線。いいねえ。そして頼んだ「肉丼」。これはまさに大脳食ですよ。すばらしい。
2006年3月8日、13:13:02
メシも食ったところで、さてどうするか。
バスで動こうかと思ったが、本数が少なくて断念。
レンタカーしかないのか?そう思っていたが、私は橋へ徒歩で行くことを提案した。
能登大橋は徒歩で行ける距離のはずだ。
2006年3月8日、13:36:04
駅からまっすぐ歩く。金沢がいかに都会かわかる。
2006年3月8日、13:54:28
だが、途中で右折すると、さっきまでの道路がいかに文明的だったかわかる。
コンビニとガソリンスタンドで人の営みが見られたではないか。
だがここからは、車さえほとんど通らない。道は荒れ、民得も少なく、店舗らしきものは潰れたパチンコ屋が一軒あったきり。あとはトマホークを持ったモヒカンのバイク乗りが現れれば最高だ。
2006年3月8日、13:57:54
急に風が強くなってくる。
これこそが海が近くなってきたということか。
2006年3月8日、14:00:42
消火栓の標識に隠れてしまったが、これこそが能登大橋!
思ったより遠くなかった。
こそれにしても風が強い。ハゲそうだ。
2006年3月8日、14:02:30
この湾曲具合。
まさに写真で見た能登大橋。
けっこう長いですな。
2006年3月8日、14:12:52
橋の中央部の盛り上がりは船を通す為なのだろうか。
なかなか面白い。
2006年3月8日、14:21:08
さっそく渡り始める。
歩道は片側にしかないが、いちおう存在する。車道だけだったら、さすがに引き返すところだった。
それにしても風が強い。髪が逆立つ。
2006年3月8日、14:22:04
人はもちろん、車さえ少ない。だがたまに通る車は、我々が風で車道に飛ばされてくるのを恐れるかのように、センターラインを思いっきり越えて避けていくのであった。
2006年3月8日、14:22:26
湾曲のカーブはとても緩やかで、気になるほどの坂ではない。
2006年3月8日、14:23:48
しかしこうした勾配は、北海道の郊外の道路ではめずらしくないが、橋ではまず見ない光景ですよ。
2006年3月8日、14:29:30
渡りきった。渡りきるのに15分はかかったろうか。
それほど長いとは感じなかったが。
2006年3月8日、14:29:42
広角レンズ特有の歪みのせいかもしれないが、こうしてみると結構なアーチですな。
2006年3月8日、14:31:28
取りあえず、橋を渡った直後にある駐車場で、トイレに。
橋の前後で写真撮影などする人もいるから、駐車場があるのであろう。
徒歩で来る人間はあんまりいないのではあるまいか。
2006年3月8日、14:34:16
橋を渡って、能登半島から能登島へ来たわけだがどうしたものか。
駅の地図でも見て知っていたが、橋からはいかなる施設も遠い。
ここで引き返すべきなのか。
2006年3月8日、14:37:16
ここからはどこまでいけども何もない道ではないのかとも思ったが、とりあえず進むことに。
2006年3月8日、14:38:54
だが、すぐにバスターミナルらしき場所へ出た。
2006年3月8日、14:39:02
土産物屋や飲食店は閉まっていたが、バス停はある。
ここにちょうどよくやってきたバスに乗ることに。
バスには結構乗っていたが、本数が少ないからなのかもしれない。
乗ろうとしたら、整理券は出なかった。
取りあえず乗ったが、どうしたものか。
まあ終点の水族館ですかな。
そう思っているうちに美津濃君は眠っていた。
疲れているのだろうけども。
2006年3月8日、15:01:52
島の住民とおぼしき方々はすべて途中で降りて、水族館まで北野は我々2人だけだった。
整理券が出なかったので、確か14番だったよな、などと思いつつ乗車料金を計算して入れようとすると、運転手曰く「500円」と。580円のはずなのだが。終点まで来て起きた美津濃君曰く、田舎のバス料金はよく値引きするという。そういうものなのですか。
2006年3月8日、15:05:52
のとじま臨海公園。
これが訪れた場所である。
2006年3月8日、15:10:38
この寒空の下、オフシーズンにやっていないのでは、とも思ったが営業していた。人気はまったく見られないけど。そして水族館敷地内の小さな飲食店もやっていた。ここで美津濃君は寒い中ソフトクリームを頼むが、今度は250円を200円にまけおった。ダンピングですか。私にはマネが出来ないっす。
2
2006年3月8日、15:25:42
手の老廃物を食べて皮膚病の治癒を早める「ドクターフィッシュ」こと、ガラ・ルファ。
昔、「なるほど・ザ・ワールド」あたりで見たことがあるが、実際についばまれたことはもちろんない。
なかなかくすぐったかった。
2006年3月8日、16:06:54
様々な魚が混在している水槽。
2006年3月8日、16:10:44
非常に大きな水槽の中を、魚が群れをなして泳ぐ。
右の方には、イルカが円筒形の水槽に入ってこれるような仕組みがある。
時期によってはここも混むことであろう。しかしいるのは我々2人だけである。
外にはまったく人気がなくとも水族館内には多少は客がいたのだが、それでも少ない。
2006年3月8日、16:32:22
オフシーズンの水族館は閉まるのが早い。
1630時で終わりである。
さすがに終わりの時間に合わせてバスがあるはずである。
バスが来るのは1710時。
30分以上ある。
2006年3月8日、16:38:14
まあ待つだけである。
2006年3月8日、17:05:06
ようやくバスが。
2006年3月8日、17:08:36
今度は整理券が出た。
2006年3月8日、17:31:28
バスで通ると、能登大橋は一瞬だ。
2006年3月8日、17:31:36
ちょうど日が落ちるところであった。
さて、どこのバス停で降りるものか迷っていたら、バスの運転手はホテルの真ん前まで行ってくれるという。さすがは田舎。バス停でもなんでもないところで降ろしてくれるとは。
そしてバスから降りたら、ホテルの従業員がさっそく寄ってきた。だが、私は何を言われているのかさっぱり聞き取れなかった。もちろん「初めてきてこれからチェックインなのか、それともすでに泊まっている人間が戻ってきたのか」という主旨のことなのだろうけど。私が2回ぐらい聞き返すと、従業員は私から離れて美津濃君のり方へといった、耳が悪いと思ったのか頭が悪いと思ったのか。どうでもいいけども。美津濃君はもともと西日本の人間の上、北陸のコトバもフィールドワークで慣れている。いやはや。
2006年3月8日、17:47:20
そして部屋へ。
やっと一息付けます。