2,江坂〜安倍清明神社〜住吉大社〜大阪城〜十三
2007年08月25日(土)
朝、一階レストランでメシを食ってから、テレビをつけると「マスターキートン」が。
朝は二次元番組を観ないと力が出ない。
江坂といえば「ネオジオランド」があったところ。チェックアウト後、一応その跡地を探索してから電車に乗ろうとしたが、もはやどこにあったのかもよくわからず。とても小さなゲーセンは1つあったが。
ちなみに今回は、今日の観光を終えてから宿のある十三への乗り換える地点・南方駅で、事前に荷物をコインロッカーに詰め込んだ。
山手線では、混雑時にイスを収納する車輌があるが、大阪ではイスを減らしてドアを増やす車輌があるとは。これは新鮮に映った。
さて、今回まず訪れたのは大阪城。
自転車が飛ばすのを防ぐためか木の生えた歩道橋を渡る。
そして大阪城。
はじめて観光地らしい写真を。
それにしても写真で見るとメタボリックな…。
かつては、ここから外を狙撃したであろう銃眼。
ライフルならば、それなりに狙い撃ちできそうだが、マッチロックでは斉射しなければ大した阻止効果はなかったのではなかろうか。
天守閣。
これを観て、「王位争奪戦」を真っ先に連想するのが、我々の世代。
ちなみにここに至るまでも、ここそこに銃眼があった。
すでに城内に雪崩れ込んだ大軍を阻止するには重機関銃ぐらいないと無理だろうけど、アクションゲームにするのならば面白い。銃眼らしきものが見えたら、撃たれる前に回避しなければならない、とか。
天守閣の内部は、エレベーター完備で空調まで利いていた。
文明の勝利。
荷物を預けて身軽になっていたこともあり、エレベーターは使わなかったが。
それにしても、堀は水面はなかなか大変なことに。
藻の一種だろうか?
昼飯は、あべので串カツを。
串カツを食べたのは初めてである。多分。
ちなみに大阪城で最後に水分補給してからあべのまでの間に、熱中症になりかけていたかも。
野菜ジュースでは少なすぎた。ペットボトルでしこたま飲むべきだった。
そしてあべのから阪堺電気軌道。
路面電車である。
まさに「アベノ橋魔法☆商店街」な光景!
東天下茶屋駅で降りる。
激しい交通とクラクションの都心部から観ると、大分落ち着いた雰囲気。
そして阿倍晴明神社。
今回の旅行の重要目標のひとつである。
閑静な住宅地にあるこぢんまりとした社。
絵馬は噂に違わぬ二次元的なものが少なくなかった(撮影はしてません)。
賽銭を入れてお祈りをし、お神籤を引いたところ、小吉であった。
学問については「甘えを棄て努力すべし」と。
なかなか浸みます。
そして次は住吉大社。
神社のはしごは、あまりよりことではないのかもしれないが、貴重な機会なので。
放水銃で頻繁に散水していたのは、気温を下げる打ち水か、乾燥して火災が発生するのを防止するためか。
なんにせよ、暑い中、すこし涼しい気分になれた。
もちろん、ここでもお参りを。
住吉からなんばへと向かったが、その電車の中でなんともいえない人が。
イスに座っている私の目の前に、突然短パン、ランニングシャツのえらい軽装の親父が現れ、小刻みに震えながら両手で吊革を握り、懸垂らしきことをはじめる。手に持った何かが入ったビニール袋が、そのたびに遠心力で振り回され、私の隣に座る中年女性の顔に当たりそうなほど(女性は思いっきりのけぞって横を向き、回避していたが)。どこの土地にも、アレな人はいるものですな…。
そして神社を参拝した後は、家電量販店のはしごである。
大阪に殴り込みをかけたヤマダと、比較的早期に進出したビックカメラを。
そして道頓堀。
世界陸上開催中とのことで、グリコもユニフォームを来ていた。
ちなみに食い倒れ人形は世界陸上応援のために不在だった。
そして南方で荷物を回収し、十三の宿へ。
宿自体は立派なものだが、駅からの道を間違えて風俗店&ラブホテル街に迷い込んだときは、どうしようかと。別にどうもしないが、本当にこんな風紀の悪いところに宿があるのかと心配になってきた。宿はそうした場所とは、通り一本は挟んだ別地区ではあったが。
それにしても、ホテルの照明は暗いものだが、ここはとりわけ暗く、机の電気スタンドを間接照明にしてどうにか落ち着く明るさにした。電気スタンドがあるのは、受験生の宿泊が多いのか、単純に仕事などでも合った方が便利だからか。
最近のホテルは、どこも薄型テレビを置くのだろうか。
掻っ払われないように、江坂のホテルではチェーンがまかれ、十三のこのホテルではボルトで打ち付けられていた。
いくら通り一本隔てているとはいっても、毒々しいネオンの灯る外へは出たくないので、この晩は事前に飲料水・酒を買い込み、部屋でくつろぎなどした。テレビでは何か萌え番組が?「ミヨリの森」というのか。今度、ちゃんと最初から観よう。