我が母校、両国予備校



早朝、一番乗りの教室にて


 母校というものは、私の場合中央大学と、あとはせいぜい北海道釧路湖陵高校のことを指すのだろう。
 しかし、私には予備校も私という一個人を形成した、決して私の人生から外して考えることの出来ないものなのである。
 日本以外のほとんどの国には兵役制度がある。
 私にとって両国予備校とは一年間の兵役期間であったとも言える。
 両国予備校が私の成長と人格形成に与えた影響は兵役に近いものがあったとも言える。そのときの寮生活について語りたい。


※このコンテンツ作成に当たって

現役時代

 現役時代の成績は劣等生。それでも、一貫して名門大学しか志望しなかった私は、誇り高い男なのか。それともただのアホなのか。
 何はともあれ、私は高校時代に一片の残悔もない!

両国予備校という決意

 3年間、存分に楽しんだ。高校時代、1秒も勉強していないバカが名門大学に合格するためには、全寮制・スパルタ式の両国に於いて、自己を鍛えるしかない!
 その決意に至った過程について描く(「決意」と言っても、簡単に両国に決めたんだけど)。

両国予備校第83同仁寮

 我が第83同仁寮。33名の野郎どもが切磋し、または足を引っ張りあい、ウサを晴らし、真摯に語り、そして寝食を共にした寮生活。そこので生活を、写真を交えて少しばかり描きたい。
 ちなみにこの第83寮は、我々を最後の寮生として、取り壊されたようだ。

両国日記



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